こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は薬に関する素晴らしい本をご紹介します。
『この薬、飲み続けてはいけません!!: 自分の体は自分で守る』
著者:内山 葉子
出版社: 三和書籍
価格:1,980円(税込み)
この薬、飲み続けてはいけません!!/内山葉子【1000円以上送料無料】
全ての薬剤師さんとお医者さん、そして薬を飲んでいるすべての人に読んでいただきたい本です。
前もって言っておきますが、当院では薬の指導は行っていません。
フィシオエナジェティック検査において薬が影響している可能性があるかもしれない、ことは言うことがありますが、あくまでお医者様の指示に従ってください。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
◆薬の問題点(副作用)
下記の薬の問題点について書かれています。
- 抗菌薬(いわゆる抗生物質)
- 胃酸抑制薬(胃腸悪の一種)
- 痛み止め(解熱鎮痛薬)
- 高脂血症薬(コレステロールを下げる薬)
- 降圧薬(血圧を下げる薬)
- 向精神薬(中枢神経に作用し、精神症状に影響を及ぼす薬、抗うつ薬など)
前回は高脂血症薬(コレステロールを下げる薬)についての内容と個人的な考えをご紹介しました。
⇒ 高脂血症薬(コレステロールを下げる薬)のリスク(副作用)
今回は降圧薬(血圧を下げる薬)のリスク(副作用)についての内容と個人的な考えをご紹介します。
降圧薬(血圧を下げる薬)のリスク(副作用)
まずは降圧薬の種類と副作用をこの本の中から引用します。
主な降圧薬と副作用
主な降圧薬の種類と主な副作用を抜粋します。
『①カルシウム拮抗薬(カルシウムの流入を阻害し、血管平滑筋を弛緩し(血管の筋肉を緩めて)末梢血管抵抗をへらす。)
副作用:肝障害・腎障害・下痢・便秘・低酸素症・呼吸困難など②アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬(組織にあるアンジオテンシン抑制によって降圧とは独立して臓器障害や進展予防が期待できる。)
副作用:高カリウム血症・狭心症・心筋梗塞・心不全・腎障害・めまい・ふらつきなど)③アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(アンジオテンシンⅡ受容体に特異的に結合し、アンジオテンシンⅡの生理作用(血管収縮、体液貯留、交感神経亢進作用)を抑制し、ACEを介さないキマーゼ系も阻害。)
副作用:高カリウム血症・横紋筋融解症・腎機能障害・ふらつき・めまい・下痢・便秘など)④利尿薬(サイアザイド系、ループ利尿薬、カリウム保持利尿薬)(腎尿細管でのナトリウム、水の再吸収を抑制して循環血液量を減少させ降圧。)
副作用:低ナトリウム血症・高カリウム血症・など)⑤β遮断薬(心拍出量の低下、レニン産生の抑制、中枢での交感神経抑制作用)
副作用:心不全、徐脈、起立性調節障害、肝障害、腎障害など)⑥α遮断薬(交感神経末梢の平滑筋側にあるα-1受容体を選択的に遮断)
副作用:肝障害、めまい、動悸、頻尿、心筋梗塞など)⑦アルドステロン受容体(AR)阻害薬(アルデステロン受容体に結合し、ナトリウムの再吸収・カリウムの排泄を抑制することで、治療抵抗性の高血圧に有効とされる。)
副作用:高カリウム血症、急性腎障害、めまい、肝障害、中毒性表皮壊死性融解症など)
ちなみに私が一時飲んだ薬は①カルシウム拮抗薬です。
私が起こった副作用は呼吸が困難になりしゃべりにくくなったり、下痢になったりです。
薬には必ず副作用があります。
私の感覚では筋弛緩作用によって呼吸筋が弱くなって呼吸がしづらくなったことと、括約筋(オッディー括約筋(胆汁や膵液をコントロールしている)や回盲弁(小腸と大腸の間にある逆流を防止する弁))に影響したことが原因ではないかなと思っています。
降圧薬は血圧が下がりすぎに注意
『「血圧が下がって正常化したのは薬が効いているから。薬をやめたら元に戻るので危険」という考え方で、継続的に処方されることが多いようです。』
『降圧薬を飲んでいて、もし「ふらふらする」「めまいがする」「元気がでない」「だるい」「気がめいる」などの症状が気になったら、主治医に相談してみましょう。』
当院でも降圧薬によって、
- ふらつき
- ふらふらする
- フワフワする
- 頭がボーっとする
- 倦怠感
- 痺れや痛み
の症状が出ている人が多いです。
これらはすべて血行不良によって起こる症状です。
特に脳への血行不良は深刻な問題を引き起こす可能性があります。
血圧が上がるには理由があります
そもそも血圧が上がるには理由があるわけで、その理由で多いものは当院のフィシオエナジェティック検査では、
- 血行障害や血管障害(動脈硬化など)
- 自律神経失調症やホルモンバランス(アドレナリンやノルアドレナリンの過剰、ドーパミン過剰・アセチルコリン不足、甲状腺機能亢進症など)の問題
です。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
血管が詰まる、もしくは流れが悪くなって血圧が上がるケースが多いですね。
降圧薬を飲んでも大丈夫?
『肺高血圧症は、肺血流量の過度な増加や肺の小動脈が狭くなって血流が流れにくくなることで、肺の小動脈の手前にある肺動脈(心臓から肺に血液を送る動脈)の血圧が高くなる状態が続く疾患です。』https://news.yahoo.co.jp/articles/2d846e41c4f500ac1818e98d7a5bdc214a001e73 より引用
一時的に血圧があがり改善されれば勝手に下がることが多いです。
何か症状が起こって血圧が急激に上がるとお医者様は、
「高血圧が原因」
といって血圧を下げる降圧薬を処方するケースが多いです。
でも大丈夫なんでしょうか?
詰まっている可能性もあるんですよ!!
もし詰まっている場合、血圧を下げることが危険なケースもあるtいうことも覚えておいてください。
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