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肝臓の働き・胆のうの働きをホリスティックに診る

投稿日:2022年3月3日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

当院ではホリスティックに肝臓や胆嚢の働きを見ています。

肝臓の働き・胆のうの働きをホリスティックにとらえた本をご紹介します。

 

肝臓の働き・胆のうの働きをホリスティックに診る

ロジーナの臓器治療 肝臓・胆嚢
ロジーナの臓器治療[本/雑誌] 2 (ロジーナのホリスティック臓器治療シリーズ) (単行本・ムック) / ロジーナ・ゾンネンシュミット/著 由井寅子/監訳

 

西洋医学的な見方だけではなく東洋医学的なとらえ方、占星学的とらえ方、ホメオパシー(マヤズミ)的とらえ方、そして自然療法やオステオパシー的なとらえ方もされている素晴らしい本です。

 

■この本の概要

  • 生理学的な肝臓系
  • 臓器に関係する病気
  • 臓器系が持つ心理的そして感情的な問題
  • 臓器に関連する葛藤とその解決
  • マヤズム的、治療的そして体質的ホメオパシー
  • 栄養アドバイス
  • 自然療法

 

肝臓の働き・胆のうの働き

本の内容を一部ご紹介します。

■肝臓と胆嚢のテーマ

『肝臓は貴重な栄養素の収集場所であり、そのおかげで食物が綿密に処理される一方、ここはまた栄養不足、情緒不安、そして薬物中毒の影響を一手に引き受けるごみ廃棄場でもあります。』

栄養素を処理し合成するだけではなく、エネルギー的にみると感情までも処理する場所でもあります。

 

■肝臓のエネルギー

『肝臓は最も外交的な臓器で、外に向かって放射されるエネルギーを持ちます。具体化の実践、そして、ものを内側から外側に運び出す働きを持つ臓器です。』

『肝臓に問題がある人たちは、自分の野心達成を阻む障害物や人間に、すぐ怒りを表します。』

肝臓を表すキーワードとして「怒り」の感情があります。

「怒り」という感情は悪い意味ばかりではなく、肝臓のエネルギーを上げ、計画を実行するエネルギーにもなります。

 

■肝臓の象徴

『中国人は肝臓のエネルギーの象徴として七福神の「ほてい」を想像しました。「ほてい」は幸福の神であり、こだわりなく自由に物を受け取り、また、こだわりなく自由に物を与える悟りを開いた存在です。』

『むき出しの腹部は「楽しそうに笑う肝臓を意味し、手に持つ器には癒しの薬草が入っていて、健康を象徴します。ネックレスは外的な装飾と内面の美を象徴し、高く上げた両腕は内面の自由と高次の自我の不死身の強さを表しています。』

個人的な意見でもありますが、素晴らしい優秀なセラピストさんほど丹田が発達し、ちょうど相撲の白鵬さんのようなお腹をしているかたが多いです。

肝臓が関係しているのかもしれませんね。

ちなみにビール腹とは全然違いますよ。

 

『笑いは内面の力と健康の象徴です。笑いを通してすべての内臓がマッサージされ、同じ調和の響きに同調させられるのです。』

『肝臓はその上部(パルス接続部)で横隔膜とつながっているため、一呼吸ごとに肝臓の位置が大きく変わることになります。』

『運動が大きければ大きいほど、心臓と肝臓によってより望ましいのです。』

『横隔膜の上下運動、そしてその結果生じる前後左右の拡張運動によって、肝臓と心臓がリズミカルに動きます。』『横隔膜ポンプ』が毎日2万回上下に運動し、上方と下方の臓器に受動運動(内臓機動性)をもたらします。』

『心、体そして精神の治療には呼吸の改善が含まれるべきである。なぜならそうすることによって横隔膜の活動が正常化し、その結果、治癒への誘発がなされるため、肝臓と胆嚢が再生するからである。』

横隔膜は肺だけではなく心臓や肝臓にも大きく関連します。

逆に肝臓が横隔膜に影響するケースもあるかもしれません。

肝臓障害と胆嚢障害の治療においては、次に示す事柄が大事ということです。

  • 呼吸を調べる
  • 横隔膜の動きから呼吸を観察する
  • 肝臓と胆嚢をホリスティックな視点から治療する。

 

■精神的視点からみた肝臓

『穏やかな静けさのなかに住まう「ほてい」の姿は、円満な人生の精神的側面を表現しています。』

『社会生活における私たちの雰囲気や快活さが特に私たちの肝臓の状態に最も左右されるのは事実である。』

『新しい体験に向かって行動を起こそうとする意志を支配するのは肝臓です。』

肝臓・胆嚢は計画を行動に移したり、人生の経験から知恵を得る能力と関係します。

 

■肝臓と胆嚢のテーマ

  • 創造性
  • 気質
  • 攻撃性
  • 本能、直感
  • 想像力
  • 秩序性
  • 静寂の奥に秘められた力
  • 人生への渇望、喜び

 

■中国の系統的照応の法則からみた肝臓と胆嚢

肝臓 : 陰、貯蔵の臓器

胆嚢 : 陽、空洞の臓器

要素 : 樹

機能 : 分配

指標 : 目

体液 : 涙

機能 : 筋肉、腱そして爪の調整

表現 : 叫び

臭い : 無臭または悪臭、排泄臭、不快臭

味 : 酸味

肝臓の活動期 : 午前1~3時

 

『肝臓は栄養素の配分のために最適な休息を必要とします。その想像力が最高の状態で発揮されるのは、物質からエネルギーへの変換がゆっくりと完全に行われるときだけです。そしてこれが可能になるのは、深い睡眠の最初の段階においてだけとなります。』

肝臓の時間帯は午前1時から3時ですので、最低限は必ず寝ていないといけない時間です。

実際には胆の時間も含めて11時から午前5時(肺の時間)までは必ず寝ておかなくてはいけません。

まさしく「早寝早起きは三文の徳」ですね。

 

『肝臓の変換作業を行うためには、消化系のなかのすべてと自然のすべてが静止し、鎮まっていなければなりません。』

遅い夕食は最悪ですね。反省です(笑)

きっと私の脂肪肝の原因のひとつは、食べる時間が遅いことです。

仕事が遅くなる場合は本当は夕食を抜いたほうがいいのかもしれませんね。

 

■胆嚢の活動期:午後11時から午前1時

『脂肪の消化等のあらゆる消化作用は、肝臓が安らかに作業できる前に完了されていなければなりません。肉体の素晴らしい相乗効果を最適にさせるためには、午後6時過ぎに食事をとるべきではありません。』

よく聞く話しです。午後6時までに食事ができる人って少ないでしょうね。

日本人は常に胆嚢・肝臓に負担をかけているのです。

 

肝臓の色 : 赤

胆汁の色 : 緑

気質 : 短気

肝臓の心理的および潜在的潜在力 : 力/権威、創造力、意志、激情、意欲、共有/分配、喜び、寛容、攻撃性

胆嚢の心理的および潜在的潜在力 : 計画と意思決定(胆嚢のバランスが崩れている人は常に計画を練りながらも、何をしたいのか決められずにいることから識別できます。)

私のことですね。常に計画ばかりするだけで何一つ実行に移せません。

胆嚢の機能が落ちているのかもしれませんね。

 

■肝臓の外形

『肩の部分、特に肩甲骨の部位が肝臓の形と似ていることに気づくと思います。これに加えて、肝臓は神経系によって肩につながっています。ですから、もし患者が四十肩や五十肩(肩の関節周囲炎)で苦しんでいる場合は、まず最初に肝臓の治療を考えてください!』

四十肩や五十肩で肝臓が関係ない人は少ない、と言えるくらい肝臓は重要です。

 

■肝臓-水分をつかさどる

『毎分1リットルの血液が肝臓を通って流れている:この血液の75%が門脈から、そして25%が冠動脈から流入する。肝動脈は酸素を含んだ動脈を肝臓に運び込み、門脈は脱酸素化された栄養素に富んだ血液を、腸、胃、脾臓そして膵臓から肝臓に運び込む。肝動脈と門脈からの血液が混じり合って、中心静脈に入り、それから肝静脈を経て大静脈に流れ込む。』

レバーをイメージしてみてください。

血の色ですよね。

肝臓は大量の血液が流れています。

肝臓の中の血流や肝臓から心臓に帰る静脈の血流が滞ると、門脈の流れに大きな影響を与えます。

門脈圧亢進症という病気になったり、痔の原因になることもあります。

 

■炭水化物から意志力へ

『肝臓でのグリコーゲン分解(グリコーゲンからブドウ糖への分解)の過程において、数多くのホルモン、特にアドレナリンとコルチゾンが関与するのを思うとき、肝臓の意志力という言葉が思い浮かびます。炭水化物の代謝が妨げられると、意志力と運動性に影響を与えます。』

炭水化物の代謝が滞っている人はエネルギー不足の状態になったり、副腎疲労になったりします。

副腎はアドレナリンやコルチゾン(コルチゾール=ステロイド)を分泌する臓器です。

 

■タンパク質から内呼吸へ

『過剰蛋白の存在は、尿素を産出し、血液に負担をかけることになり、酸性化と動脈硬化をもたらします。もし私たちが肝臓の持つ蛋白質の生成および分解作用、そして体へのアミノ酸の供給機能に注意を向けるならば、細胞呼吸が改善されます。深い呼吸は、軽やかさと自由度をもたらします。』

尿素やアンモニアが体に影響を与えているをよく見かけます。

こういう人は炭水化物制限は厳禁です。

以前にも言っていますが炭水化物制限より精製されたもの制限です。

 

■脂肪から光へ

『脂肪は光をエネルギーに変換することができます。フォトンの受信体となるための大きな必要条件の一つは不飽和脂肪酸の供給です。例えばもし誰かが脂肪ばかり食べているとしたら、それは瞬時にエネルギーに変換され、血中のコレステロール値を下げるであろう。しかしながら、炭水化物が同時に摂取されるならば、こちらが最初にエネルギーに変換され、それによって末梢代謝が促進され(コレステロール値も上がり)、同時に肝臓と脂肪組織の同化作用がもたらされる。動脈硬化を引き起こすのは脂肪自体ではなく、むしろ炭水化物との組み合わせと言える。なぜなら、全コレステロールの80%は肝臓で合成されるため、脂肪摂取の削減は一般的に期待されるような効果をもたらさない。そもそも、減らすべきは炭水化物、特に精製粉を使用した食物の摂取である。』

なるほど~。ここでフォトンが出てくるんですね。

すごい考察です。

良い油をどうやって摂取するのかは健康にとって大きなカギとなります。

 

■トランス型脂肪

『インスタント食品、スナック、チップス、ビスケット、アイスクリーム、クロワッサン、ワッフル、ドレッシング、バーガー、ソーセージ、グリルドチキン、チョコレート、ポップコーン、マーガリン、ミューズリーバー、それからさまざまな種類の甘いもの等に含まれるトランス型脂肪はもちろん避けるべきである。』

  • トランス型脂肪は酵素の働きを妨げる。
  • オメガ脂肪酸は、内分泌系、血液の循環、そして免疫系の働きを強化するが、トランス型脂肪はその働きを妨げる
  • トランス型脂肪はLDL(悪玉コレステロール)を増やし、HDL(善玉コレステロール)を減少させるため、コレステロールが劇的に上昇する。
  • トランス型脂肪は血小板の癒着をもたらすため、血栓と血管硬化症の原因となる
  • トランス型脂肪は血液中のインスリン濃度を上げるため、遅発性糖尿病の大きな原因となる。
  • トランス型脂肪は生殖器の代謝を著しく阻害し、前立腺癌と乳癌をもたらす大きな要因となる。

トランス型脂肪はトランス脂肪酸と呼ばれることの方が多いです。

今後日本でも必ず問題となってくる物質だと思います。

 

この本にはハーブやホメオパシーについても書かれています。

肝臓にいい知らないハーブもたくさんありました。

肝臓に関してホメオパシーを使う場合の参考にもなりました。今後試してみたいと思っています。

 

他にも素晴らしい内容がたくさん書かれていますので、購入して読んでみてください。

本当に素晴らしい本で他の臓器シリーズがあるのなら全部買いたいところですが、日本語訳になっているのはこの本だけのようです。

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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