こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日はAGEs(終末糖化産物)を減らすかもしれない栄養素L-カルノシンについてのお話しです。
AGEs(終末糖化産物)を減らすかもしれないL-カルノシン
その前に少しAGEs(終末糖化産物)について説明します。
AGEs(終末糖化産物)とは?
AGEs(終末糖化産物)は糖とタンパク質が結合したものです。
このAGEs(エイジス)が老化の原因になります。
AGEsはAGEとも呼ばれます。
「AGEsは終末糖化産物とも呼ばれ、糖とタンパク質が加熱されることによって結合した物質です。体内にたまると、内臓、筋肉、血管、脳など体中のタンパク質の働きを低下させます。AGEs化したタンパク質は、細胞表面のAGEs受容体と結びつき、炎症や臓器の障害を引き起こします」
AGEsは高温で加熱すると増えます。
AGEsの含用量は食品ごとに差があり、揚げ物と煮込み料理では揚げ物の方がAGE値が高くなるなど、調理法でも大きく異なります。
加熱してこんがり焼けたキツネ色部分には多くAGEが発生します。
糖化とは?
糖とタンパク質が結合することを糖化と言います。糖化=老化です。
例えば血液検査で糖化を示すものとして「HbA1c(グリコヘモグロビン)」があり、糖尿病の指標になります。
AGEsを多く含む食べ物
AGEsを多く含む食べ物としては、
- パンケーキ、ホットケーキ
- フライドポテト
- ポテトチップス
- とんかつ・から揚げなどの揚げ物
- ベーコン
などがあります。
おいしそうなものばかりですね。
これらは白内障だけではなく皮膚の老化だけではなく、動脈硬化や椎間板ヘルニアなどにもつながりますので注意が必要です。
AGEsが生き起こす症状
AGEsが生き起こす症状としては、
- 白内障
- 皮膚の老化(顔のたるみやシワ)
- 動脈硬化
- 心臓疾患
- 椎間板ヘルニア
- 骨粗鬆症
- 認知症
などがあります。
AGEsを減らす方法
AGEsを減らす方法をご紹介します。
AGEsは体内でも作られます。
一度体内に蓄積したAGEは、15年は消えないともいわれています。
ですので白内障という診断を受けてしまうくらいまで進行すると元に戻すのは大変です。
そこでL-カルノシンの登場です。
L-カルノシンとは?
L-カルノシンは2つのアミノ酸、β-アラニンとL-ヒスチジンが結合したイミダゾールペプチドの一種です。
イミダゾールペプチドは、私たちの筋肉の中でつくり出されるアミノ酸の一種で、活性酸素を抑える働きなどがあります。
カルノシンの役割
カルノシンの役割としては、
- 筋肉疲労の回復(乳酸を抑える)
- 運動能力を向上させる
- 活性酸素を抑える
- AGEs(終末糖化産物)の生成を阻害し、速やかに分解・排泄されるのをうながす作用により、糖化を防ぐ
- 糖尿病を予防(カルノシンは、体内の余計な糖分と結びついて、体外に排出する。インスリン抵抗性の改善)
- 癌細胞のアポトーシスを促進す(低酸素誘導因子1α(HIF-1α)の活性を低下させる)
- 反応性アルデヒドに対する抗酸化物質として作用
- 中枢神経の保護作用(細胞内pH緩衝分子、亜鉛や銅をキレート、抗酸化剤)
などがあります。
カルノシンを含む食品
カルノシンを含む食品としては、
- 鶏肉
- 牛肉
- 豚肉
などがあります。
カルノシンはヒトなどの哺乳類では、筋肉や神経組織に高濃度に存在しています。
AGEsを減らすかもしれないL-カルノシン
L-カルノシンはAGEsを減らすかもしれません。
※下記のサプリメントは合わない方もおられますので、自己判断での長期摂取はご注意ください。
L-カルノシンサプリメント