こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の病院に行っても治らない症状専門の自然療法院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、アセトアミノフェンという解熱鎮痛薬に関する記事を見ました。
『米紙ワシントン・ポスト(電子版)は21日、「タイレノール」をはじめとする解熱鎮痛剤の有効成分であるアセトアミノフェンと自閉症の関連についてトランプ政権が注意を喚起する予定だと報じた。 』
https://news.yahoo.co.jp/articles/c468cdc1eede1b537285b6d9e5cedc0d825e5b4a より引用
アセトアミノフェンは自閉症と関連するのでしょうか!?
アセトアミノフェンは自閉症と関連するのでしょうか!?
アセトアミノフェンはタイレノールとかカロナールと言う名前で販売されています。
アセトアミノフェンが自閉症と関連があるかどうかは私にもわかりません。
真実かどうかはわかりませんが、胎児が母体の中で細胞分裂を繰り返し人間の形になっていく中で様々な化学物質がリスクになりうるので、注意したほうがいいのは事実です。
妊娠中に絶対安全な薬なんてありませんから。
コメント見てるととても怖くなる。。。
認可されているから安全だと。。。。
アセトアミノフェンの副作用
認められている=安全ではありません。
アセトアミノフェンの添付文書には様々な副作用が書かれています。
服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
その他:過度の体温低下まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
急性汎発性発疹性膿疱症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
薬剤性過敏症症候群:皮膚が広い範囲で赤くなる,全身性の発疹,発熱,体がだるい,リンパ節(首,わきの下,股の付け根等)のはれ等があらわれる。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腎障害:発熱,発疹,尿量の減少,全身のむくみ,全身のだるさ,関節痛(節々が痛む),下痢等があらわれる。
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
ぜんそく:息をするときゼーゼー,ヒューヒューと鳴る,息苦しい等があらわれる。
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_otc?japic_code=J0601013063 より引用
大人ですらこれだけの副作用のリスクがあるのです。
リスクが少ないから安全というのは大きな間違いです。
運悪く(実際には元々問題があるわけですが)何か起こったときに大きな後悔になってしまう可能性があります。
アセトアミノフェンは特に肝臓に大きな負担がかかる薬として有名で、当院では肝臓の機能を評価する時にアセトアミノフェンを使用します。
ですので肝臓機能が落ちている人はリスクが大きくなります。
昔から妊婦さんは
- コーヒー
- アルコール
- タバコ
はやめるように指導されます。
これらも化学物質の作用によるリスクがあるからです。
個人的には、
- 毛染め
- 歯磨き粉
- 化粧品
ですら影響を与えうると思っています。
もちろんすべての人に何か起こるわけではありませんが、リスクがあるので安全とはいいがたいです。
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