こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、PFASに関する記事を見つけました。
『腎臓がんの発症リスクが1.58倍、精巣がんは3.17倍に上昇していました。他にもPFASが関連する症状として、コレステロール値の上昇などの脂質異常症や、潰瘍性大腸炎、胎児や乳児の発育の低下、甲状腺疾患などが指摘されています』
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d1cf6966c2e54822c7015aa80dcd8494fa071bc より引用
PFASは危険なのか、安全なのか?
PFASは安全なのでしょうか?
ところでPFASとは有機フッ素化合物の一種で、水や油に溶けないため永遠の残る物質として問題になっています。
結論を先に言うと安全ではなく危険な物質です。
PFASについてChatGptに詳しく聞いてみました。
『PFAS(ピーファス)とは、「Per- and Polyfluoroalkyl Substances(ペルおよびポリフルオロアルキル化合物)」の略で、フッ素を含む有機化合物の一群を指します。これらの化合物は、耐熱性・耐水性・耐油性などの特性があるため、調理器具のコーティング、食品包装、撥水加工された衣類やカーペット、消火剤など、さまざまな製品に使用されてきました。
しかし、PFASは「フォーエバ―ケミカルズ(永遠の化学物質)」とも呼ばれるほど分解されにくく、環境中に残留しやすい特徴があります。また、人体に蓄積される可能性があり、特に健康への悪影響が懸念されています。研究によって、PFASはがんや肝臓への影響、免疫系や内分泌系への影響などのリスクが示唆されているため、多くの国で規制が進んでいます。
PFAS問題の対策として、特定のPFASの使用制限や環境中のPFAS濃度の監視が行われており、代替物質の開発も進んでいます。』
有機フッ素加工物はPFASだけではなくPFOAという分類の物質もあります。
『PFOA(ピーフォア)とは、「ペルフルオロオクタン酸(ペルフルオロオクタン酸)」の略で、PFASの種類です。PFOAは耐熱性や撥水性が非常に高いため、フライパンや鍋などの調理器具のコーティング(「テフロン加工」)、撥水性・防汚性のある衣料品やカーペット、消火剤、電子機器などに長く使われてきました。
しかし、PFOAもまた「フォーエバ―ケミカルズ」として知られるように、自然界でほとんど分解されず、環境中に一瞬残留する問題視されています。の暴露によって発がん性、肝臓への被害、免疫系や内分泌系への悪影響などがあげられています。
そのため、アメリカではPFOAは2020年に多くの製品から段階的に使用が中止され、欧州ではPFOAの製造や使用が規制され、代替品への移行が進められています。連合(EU)でも厳しい規制が設けられています。』
PFASもPFOAも同じようなものですね。
フッ素化合物を使用した歯磨き粉は安全?
では歯磨き粉に含まれるフッ素化合物はどうなのでしょう?
結論を先に言うと安全ではありません。
歯磨き粉に含まれるフッ素はPFASやPFOAという有機フッ素化合物ではなく、無機フッ素化合物ですので有機フッ素化合物よりは毒性は低いですが、毒性が無いというわけではありません。
フッ素化合物(PFAS・PFOA・無機フッ素化合物)が引き起こす問題
特に影響が大きいと言われている器官が、
- 甲状腺
- 松果体
です。
甲状腺が作るホルモンは代謝(食べた物をエネルギーに変える)を促進するホルモンで、松果体が作るホルモン・メラトニンは概日リズムや自律神経系・内分泌系(特に性ホルモン)の調整に関係します。
ですので甲状腺機能低下症による、
- 倦怠感
- 低血圧
- むくみ
- 成長障害
- 不妊症
- 生理不順
などの問題を起こしたり、
- 不眠症
- 自律神経失調症
- 乳がんや前立腺癌
などの問題を引き起こします。