こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
完璧主義は人を苦しめます。
完璧主義ということは人と比べているということの表れでもありますからね。
本日は、そういう方が少し気が楽になるような本をご紹介します。
99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で (単行本) [ 堀 文子 ]
完璧主義をやめましょう!!
著者の堀さんは日本画家で、常に自然と向き合っている人ですね。
自然と向き合っていれば、人は心を病んだりすることは無いんだろうな、といつも思います。
人間は完璧に見えても実はみな欠陥品
その中で感動した言葉をいくつかご紹介します。
『今の子どもたちは、家庭でも、学校でも完璧を求められて、息もできずにいるのではないかと思います。その結果、自信をなくし、自分を見失ってしまうのでしょう。 子どもたちは、もっとおおらかに生きたいと思っているのではないか。 人間は、「欠陥」が大事なのです。』
本当にそう思います。
当院でも、不登校になっている子どもを見ることがあります。
今の教育は、完璧というか普通を求められているので、個性的な子どもの居場所がありません。
私もかなり個性的ですので、かなり苦しみました。
私の場合、年を重ねるごとにどんどん自由になって、今は息苦しさはほとんど無くなってきました。
本当に「欠陥」が大事ですよね。
そもそも、この世に生まれてきている人はすべて欠陥品で完璧な人なんて1人もいないですよね。
私も欠陥品。
欠陥品だから「お互い様」なんですよね。
欠陥品だからこそ笑いが必要
『大事な話ほど、笑いがなくてはいけません。そうでないと野暮になってしまいます。』
ドキッとする言葉ですね。
大事な話を笑い無しで説明するから、私の話しは野暮になってしまうんです。。。反省です。
もう49歳ですが、99歳から比べればまだまだです。もっと人生経験が必要ですね。
五感を大事にしましょう
『今は情報があふれていて、人々はもの知りになり、何を聞いても「知っている」とたやすく言えてしまう社会です。
でも、実際にその場所に行かずに、五感を使って触れもしていない答えですから、それは「知ったふり」なのです。それで満足してしまえば、無知なままです。』
まさしく。
私の頭の中も、知ったふりの知識だらけです。
私の好きな養老孟司さんも同じようなことを言っておられますね。
常に謙虚な気持ちを持つということは大事ですね。
夢中になること
『何ごとかが爆発的に自分の中から沸き上がってくる。これはわたくしにとって、抑えがたい衝動なのです。 それが二十年、三十年経って、「ああ、こういうことだったのか」とやっと自分でもわかる。ですから、沸き上がった衝動には従うべきだと思っています。』
夢中になるってことですね。
私自身「忙しいのに本を読む時間がどこにあるんですか?」「ブログ書くのって大変ですよね」ってよく聞かれます。
本を読むのは空き時間にどこでもできますから、いっぱいありますよ。
ブログ書くことが苦に思ったこともありません。
ブログを書いても売り上げは上がりませんが、そんな目的でやっているのではなく、趣味なんです(笑)
『天の啓示がくだっても、大抵の人はそれに乗ることができません。欲があるから、迷ってしまうのです。』
欲があるから迷ってしまうのか。。。そうなんでしょうね。
お金がないという感覚も欲なのかもしれませんね。
『ただ、誰も通らない道を行くと、自分で全部責任をとらなければいけません。自由というのは、わがままと違って命がけです。 けれども、わたくしは昔から自由が好きなのです。自由には責任がついてきますけれど、その責任は自分でとればいいだけのこと。』
私は、生きていくうちにどんどん自由になってきました。
学生時代はいちばんきつかった。道を外れたくても外れることができなかった。年を重ねるごとに、どんどん自由になっていきます。
これからもきっと、どんどん面白くなっていきますよ。
自分で責任を持つ
『わたくしは大事なことは人には相談いたしません。人に相談すると、やめろと言われてしまいます。ですから、行きたかったら、ある日突然消えたように行ってしまうことです。もとより、大事なことは自分で責任を持つという考えが、わたくしにはあるのです。』
大事な事は人に相談してはいけない、まさしくですね!!
大事なことは自分で責任を持たないと、失敗したときの言い訳になってしまいます。
人に相談するのは自信がないからでしょうね。
昔の私は自信がなかった。
今も勝手にセミナー申し込む自信はありません(笑)
『ほめられそうになったら逃げ出して、誰も通らない「けもの道」に入る。1ミリでも成長していたいですから。』
謙虚な気持ちを持ち続けることは重要ですよね。
満足してしまったら成長はないですし、面白くないですからね。