こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
食事制限ができない、という悩みを抱えている方は多いですね。
その原因はさまざまですが、今日は我慢ということを研究した「マシュマロテスト」について書かれた本をご紹介します。
マシュマロテストとは?
マシュマロ・テスト 成功する子・しない子 (ハヤカワ文庫NF) [ ウォルター・ミシェル ]
『 「マシュマロをすぐ1個もらう? それともがまんして、あとで2個もらう?」これは、行動科学で最も有名なテストのひとつ、マシュマロ・テストである。このテストの考案者である本書の著者ウォルター・ミシェルは、マシュマロを食べるのをがまんできた子・できなかった子のその後を半世紀にわたって追跡調査し、自制心と「成功」との関連を調べた。人生で成功する子は、初めから決まっているのか? それとも、そうではないのか? 長年の追跡調査でわかってきた、人間の振る舞いの不思議を、マシュマロ・テストの生みの親自身が綴る待望の一冊。』アマゾン商品紹介より引用
マシュマロテストについての参考画像
かわいいですね。私ならすぐに食べちゃったでしょうね(笑)
マシュマロテストの意味
これは自制心を測るテストです。
特に左外側前頭前皮質(前頭眼窩野、眼窩前頭前野)と大脳基底核の線条体という場所は自制心と関係します。
このテストには2つの意味があると思います。
- 左外側前頭皮質の機能が落ちると自制心がきかなくなる。
- 線条体の機能が落ち、左外側前頭皮質の機能が活発になりすぎて自制心が強くなりすぎてもおそらく問題になるであろうということ
様はバランスでしょうね。
おそらドーパミン・グルタミン酸・ギャバなどの神経伝達物質のバランスが関与していると思われますが、少なくても過剰になっても問題になります。
- やめたいと思ってもなかなかやめられない
- 変えたいと思っているのに変えられない
こういうことは皆さま多少はありますよね。
アルコールがダメだとわかっているのにやめられない。
タバコが体に悪いとわかっているのにやめられない。
甘いものが悪いとわかっているのにやめられない。
ギャンブルがだめだと思っているのにやめられない。
食事制限ができないのは脳の問題かもしれません
左外側前頭皮質を活性化させることにより、やめれる・変えられる、ようになるかもしれません。