こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は、痺れの原因のお話しです。
痺れの原因のひとつとして、ビタミンB6不足というケースがあります。
痺れの原因がビタミンB6不足!?
フィシオエナジェティック検査で、痺れの原因を調べるとさまざまな問題があります。血行の問題や神経の問題、椎間板の問題などなど。
その中で痺れの原因が、ビタミンB6不足というケースがあります。
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ビタミンB6(ピリドキシン)の役割
ビタミンB6(ピリドキシン)の役割としては、
- ナトリウムとカリウムのバランスをとることを助けます。
- 葉酸と共同しホモシステインを減少させることによって、心臓血管の健康につながります。
- 正常な赤血球の生産を促進します。
- 血液の抗凝固作用
- ホルモン生産のコントロール
- 抗体の生産を促進します。
- たんぱく質(アミノ酸)の代謝の補酵素としての役割があります。
- 脂質代謝に必要な酵素の合成
- 神経伝達機能
- ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の合成
- 胃酸の成分である塩酸の生産を助けます。
- ビタミンB12の正常な吸収
- たんぱく質と脂肪の吸収
- 腎臓結石を防ぐ
- トリプトファンをナイアシン(ビタミンB3)に転換するのを助けます。
- 神経と皮膚障害の予防
- つわり緩和
- 抗うつ薬による口の渇きや排尿障害の緩和
- 夜間の筋肉の痙攣、ひきつり、手のしびれ
- 結合組織(エラスチン)の合成
- 解毒を促進
- ヒスタミンの増加を防ぐ(DAOの合成)
などさまざまな問題に関係します。
ビタミンB6が不足すると・・・
ビタミンB6が不足すると、
- 肩こり
- 貧血
- 神経疾患(しびれなど)
- 肌の不調および傷を引き起こす
- 蕁麻疹・皮膚炎
- 痙攣やてんかん発作
- 皮膚炎
- 蕁麻疹
- 口内炎
- 神経炎
- 脂漏性皮膚炎
- 舌炎
- 口唇炎
- 神経過敏
- 抑鬱症状(うつ病)
- 末梢神経炎
- 筋肉の痙攣
- 動脈硬化(手足の痺れ)
- 神経障害(手足の痺れ)
- PMS(月経前症候群)
- 脂漏性皮膚炎
- 手根管症候群
- 不眠症
- 脳内神経伝達物質に影響
- アレルギー症状、蕁麻疹
などなど、さまざまな問題が起こる可能性があります。
ビタミンB6不足によって痺れが出る場合、考えられることはふたつあります。
- ビタミンB6不足 ⇒ ホモシステインの増加 ⇒ 動脈硬化 ⇒ 血行不良 ⇒ しびれ
- ビタミンB6不足 ⇒ 神経障害
ビタミンB6を含む食品
ビタミンB6は動物性食品に多いです。
- 肉
- 魚
- 卵
- レバー
- 玄米
- ナッツ
※水溶性なので毎日補充が必用です。
ビタミンB6を消費するもの
ビタミンB6は体内で消費されます。
- アルコールやカフェイン飲料はビタミンB6を大量に消費します。
- ピルなどの薬剤や鎮痛剤の摂取やシップなどはビタミンB6を消費するの原因になります。
その他ビタミンB6不足の原因
その他ビタミンB6不足の原因としては、
- 消化酵素不足によるタンパク質の消化不良
- 摂取不足(動物性たんぱく質)
等も考えられます。
ビタミンB-6サプリメント
そのほか痺れの原因
その他の痺れの原因はたくさんあります。
- 椎間板の問題
- 血行障害(動脈硬化や甲状腺機能低下や副腎機能低下による血行不良、心臓の機能低下など)
- ビタミンB1不足による神経障害
- ビタミンB12不足による神経障害や動脈硬化(血行不良)
- ヘルペスウイルスによる神経異常など
痺れの原因はたくさんありますが、もしかしたら治らない痺れの原因はビタミンB6不足かもしれません。カフェインやアルコールを飲んでいる人で痺れのある人はビタミンB6不足かもしれません。ビタミンB6を摂取しても治らない原因不明の痺れでお悩みの方、是非ご相談ください。