こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、ワンプッシュ殺虫剤に関するこのような記事を見つけました。
『最近よく見る、1回から数回の噴霧で効果を発揮する「ワンプッシュ」スタイルの殺虫剤は、哺乳類にとって安全性が高いとされているピレスロイド系殺虫剤が広く使われている。しかしこの成分も、大量に吸入したり皮膚に付着したりすると、 嘔吐、悪心、呼吸困難、咳、目の充血や痛みなどの症状が起こる可能性があるという。』 https://news.yahoo.co.jp/articles/c306ce1ac77994b4a8a58b4b4568ed54d50c961f?pa より引用
ワンプッシュ殺虫剤は危険!?
ワンプッシュで蚊がいなくなるとか、良く宣伝でみますね。
よく認可されているから安全なのだ、という意見を聞きます。
本当でしょうか?
もちろん違います。
大量に摂取したら死にます。
大量に摂取することはないから安全と言うことでしょうか?
先日も、咳の原因になっている患者様がおられました。
ピレスピロイド系殺虫剤の影響についてChatGptに聞いてみました。
ピレスロイド系殺虫剤は、家庭用の蚊取りスプレーや蚊取りマット、ペット用のノミ取り製品などによく使われる殺虫成分です。天然の除虫菊に含まれる「ピレトリン」を化学的に改良したものが「ピレスロイド」です。
人間への影響
一般的な毒性の特徴
- 哺乳類には比較的安全性が高い
ピレスロイドは、昆虫の神経細胞に強く作用しますが、哺乳類では代謝が早いため、体内に長く残りにくい性質があります。
そのため、通常の使用量であれば急性中毒を起こすことは稀です。 - 経口・経皮毒性は低い
皮膚から吸収されにくく、口に入っても多くは分解されて排出されます。
急性の影響(高濃度に曝露した場合)
- 吸入時:のどの刺激感、咳、めまい、頭痛、吐き気など
- 皮膚接触:ピリピリする感じ(感覚神経への一時的刺激)
- 大量摂取:嘔吐、けいれん、呼吸困難など重い症状(非常に稀)
慢性の影響(長期間曝露した場合)
- 通常の家庭使用レベルで健康被害が蓄積するという確実なデータは少ないとされています。
- ただし、農薬や殺虫剤を扱う職業などで長期・高濃度に接触する場合、神経系への影響が報告されることがあります。
特に注意が必要な人
- 乳幼児:解毒酵素が未熟なため、大人より影響を受けやすい
- 喘息やアレルギー体質の人:噴霧によって咳・呼吸困難を起こすことがある
- ペット(特に猫):解毒が苦手で中毒を起こす例あり
安全に使うためのポイント
- 密閉空間で長時間噴霧しない
- 噴霧中は子どもやペットを部屋から出す
- 使用後は換気をしっかり行う
- 皮膚についたら石けんで洗い流す
👉 まとめると、ピレスロイド系殺虫剤は人間に対しては「比較的安全性が高い」とされていますが、高濃度曝露や敏感な人(乳幼児、喘息患者など)には注意が必要です。
死なないし、明らかに殺虫剤の影響とわかるような症状はでないけど、関係なさそうな症状が殺虫剤が原因だった、ということは当院のフィシオエナジェティックの臨床ではよくあります。
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