こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
吉野敏明氏が提唱する四毒抜きとは、小麦・植物油・乳製品・甘い物をやめる健康法のことです。
前回は小麦の話しをしたので、今回は植物油の話しです。
②植物油は毒なのか?
植物油は本当に毒なのでしょうか?

良い植物性油を選んだ方がいいということです。
絞った油は、「低温圧搾」とか「コールドプレス」と書かれています。
特にトランス脂肪酸はできるだけ避けた方が良いです。
さきほど出てきたショートニング(パン、クッキー、アイスクリーム など)という加工油や、マーガリン 、コーヒーフレッシュ 、人工生クリーム 、高温で加熱した植物性油(揚げ物、スナック菓子 、フライドポテト、ドーナツなど) 、レトルトカレー、インスタントラーメン、化学抽出した植物性油などに含まれています。
化学抽出した植物性油は、トランス脂肪酸の外にも悪い物質ができる可能性もありますし、化学溶剤残留の可能性もあります。
人にとって脂質の役割はほとんどが細胞膜の材料です。
細胞膜以外ではエネルギーに変換されたり、コレステロールに変換されて胆汁酸やビタミンDやホルモンの材料になったりします。
トランス脂肪酸という悪い脂質は、良い脂質に混ざって細胞膜に入り込み、全身にある37兆個の細胞膜の機能に問題を引き起こすということです。
細胞膜には様々な機能があり、例えばホルモンのレセプター(受容体)もあります。
その機能に異常が起こる可能性があるのです。