こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、このような記事を見つけました。
* ベルギーで2014年に脱水症状と栄養失調で死亡した乳児を巡る公判が開かれた
* 自然食品店を経営している両親がグルテンフリーの食生活を強要したという
* グルテン不耐症で乳糖アレルギーがあると勝手に思い込んでいた
この問題は両親の虐待であってグルテンフリーとは何の関係もないですよね。
おそらく事件を知った、小麦粉が売れなくなると困る人たちが便乗したのでしょうね。
『胃の中は完全に空っぽで脱水症状を起こしていた』
このように書いてありますもんね。
グルテンフリー食で栄養失調なんてありえない。脱水症状なんてありえない。これは虐待ですよね?
グルテンフリーはすべての人に役立つわけではありません
もちろんグルテンフリーはすべての人に役立つわけではありません。
ところでグルテンとは何でしょう?
グルテンとは?
ちなみにグルテンとは小麦・大麦・ライ麦に含まれているタンパク質です。

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グルテンが消化できないと甲状腺に炎症を起こし甲状腺機能低下の原因になったり、小脳に炎症を起こし歩行・運動障害、ふらつきなどの症状を引き起こすことがあります。
グルテン消化酵素(DDP-4)
グルテン不耐症の人やグルテン不耐症ではなくてもたくさん食べる人は、グルテンやを消化する酵素(DDP-4)を摂取すると、グルテンの影響を減らすことができます。
グルテンダイジェスト
もちろんほとんどの人にグルテンフリーは役に立ちません。
当院でのフィシオエナジェティック検査の結果からいうとグルテン不耐症の人は15人から20人に一人程度でしょうか?
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
グルテン不耐性のチェック方法
とりあえず、2~3週間グルテンをやめてみて、体の変化を観察しましょう。
身体によい変化が現れたら、もしかしたらグルテン不耐性かもしれません。
- 疲労感が緩和した
- お腹の調子が良くなった(ガスが減った)
- 便秘が解消した
- 目のかすみが取れた
など。
こういう変化がある方はグルテンフリーを続けてみてください、