こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は薬に関する素晴らしい本をご紹介します。
『この薬、飲み続けてはいけません!!: 自分の体は自分で守る』
著者:内山 葉子
出版社: 三和書籍
価格:1,980円(税込み)
この薬、飲み続けてはいけません!!/内山葉子【1000円以上送料無料】
全ての薬剤師さんとお医者さん、そして薬を飲んでいるすべての人に読んでいただきたい本です。
前もって言っておきますが、当院では薬の指導は行っていません。
フィシオエナジェティック検査において薬が影響している可能性があるかもしれない、ことは言うことがありますが、あくまでお医者様の指示に従ってください。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
◆薬の問題点(副作用)
下記の薬の問題点について書かれています。
- 抗菌薬(いわゆる抗生物質)
- 胃酸抑制薬(胃腸悪の一種)
- 痛み止め(解熱鎮痛薬)
- 高脂血症薬(コレステロールを下げる薬)
- 降圧薬(血圧を下げる薬)
- 向精神薬(中枢神経に作用し、精神症状に影響を及ぼす薬、抗うつ薬など)
前回は胃酸抑制薬(胃腸薬の一種)のリスク(副作用)についての内容と個人的な考えをご紹介しました。
今回は痛み止め(解熱鎮痛薬)のリスク(副作用)についての内容と個人的な考えをご紹介します。
痛み止め(解熱鎮痛薬)のリスク(副作用)
『痛み止めの副作用としてよく見られるのが、腎障害と胃腸粘膜障害です。これらの副作用は血管の拡張をおさえる作用により、腎臓や胃粘膜への血流が低下することや、胃粘膜分泌を抑制することによって起こります。』
痛み止め(解熱鎮痛薬)のリスク(副作用)として有名なのは胃の粘膜の問題ですね。
痛み止めによって胃の粘膜が弱って胃潰瘍になる、なんて話は聞いたことがあると思います。
胃薬を同時に処方されるケースもありますね。
痛み止めでスティーブンズ・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症になる!?
『NSAIDsの副作用として起こることがある重い皮膚症状についても、少し述べたいと思います。
それは、「中毒性表皮壊死症」と言う病気です。スティーブンズ・ジョンソン症候群という難病に引き続いて起こるともいわれています。
全身の皮膚の表皮が、その下の真皮と分離して、重い感染症を招く病気で、粘膜にも異常をきたすので、口の中や目なども障害されます。それに引き続いて、臓器の粘膜にも異常をきたすので、やがて臓器も働けなくなってきます。
脂肪率は20~40%と高く、死因の多くは全身的な細菌神瀬㎜である敗血症と、需要な複数の臓器が働けなくなる多臓器不全です。』
痛み止めでスティーブンズ・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症になる、というのは実は痛み止めの注意書きに書かれています。
これらは免疫の暴走によって起こる病気ですが、免疫の暴走によって命に関わるので書かれています。
免疫の暴走によって起こる症状は命に関わるような問題だけではなく、インフルエンザ脳症やコロナ後遺症などさまざまな問題を引き起こします。
痛み止めにはそういうリスクがあることを覚えておいてください。
痛み止めは血行を悪くします
『NSAIDsは、血管の拡張を抑えること、つまり血行を悪くすることで鎮痛効果をもたらします。少し詳しく言うと、組織がダメージを受けたときには、痛みを起こすプロスタグランジンという物質ができます。NSAIDsは、このプロスタグランジンができないようにする薬です。』
痛み止めは血行を悪くします。もともと血行不良があるひとはさまざまな副作用的な症状を引き起こすことがあります。
- 頭痛(薬物乱用性頭痛など)
- しびれ
- 肩こり
- 変形性膝関節症
など。