こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
貧血の原因をフィシオエナジェティック検査で調べると銅不足が原因でした
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
貧血の原因が銅不足?~銅欠乏性貧血~
銅欠乏性貧血という貧血もあるのです。
この場合いくら鉄をとっても改善しません。
銅の役割
銅の役割としては、
- ヘモグロビンの合成
- 鉄の働きを助ける(鉄を運ぶセルロプラスミン)
- 副腎ホルモン合成機能
- 甲状腺ホルモンの合成
- 女性ホルモン(エストロゲン)の合成
- 神経伝達物質であるノルアドレナリンの合成
- 細胞壁やミエリン(神経を覆って保護している脂肪性物質)の保護
- 活性酸素と戦うSOD(スーパーオキシターゼ)の材料
- DAO(ジ・アミン・オキシダーゼ)の活性化
- メラトニンの生成
- 結合組織の生成(エラスチン・コラーゲンの材料)
- メラニン色素の材料
などがあります。
銅が不足すると…
銅が不足すると、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 貧血(銅欠乏性貧血)
- 疲労感
- 甲状腺機能低下
- 副腎疲労
- 不妊症
- 更年期障害
- PMS
- 薄毛
- 白髪
- 肌荒れ
- 肌の乾燥
- 動脈硬化
- 高コレステロール血症
- 心臓病
- 抑うつ症状
- 側湾症
- 神経症状
- 白血球の減少(免疫力低下、感染症)
- 血栓
- 亜鉛の蓄積
- 高ヒスタミン血症
- 骨粗鬆症
銅を含む食品
銅を含む食品としては、
- ナッツ
- 魚介類
- 肝油
- にんにく
などがあります。
セルロプラスミンとは?
銅は血中ではセルロプラスミンという肝臓で作られたタンパク質と結合しています。
セルロプラスミンの合成には副腎皮質で作られるコルチゾールを必要とします。
銅が不足する原因
ということは肝臓の問題とコルチゾール不足の問題が銅不足につながることは想像できます。
- 活性酸素が発生する要因がある
- 肝臓機能低下
- 鉄剤(鉄の過剰)
- 亜鉛の蓄積(亜鉛サプリメントなど)
- 有害な重金属の蓄積
- 慢性炎症
- 副腎疲労症候群
- ストレスによる副腎疲労
- 胃酸不足
- 摂取不足
銅サプリメント
自身が銅が不足しているかどうかわからない場合
※銅は重金属ですので蓄積する可能性があります。自身が自己判断で摂取する場合には念のため、亜鉛を含む銅を摂取すると、副作用は少ないかと思います。
亜鉛(銅入り)サプリメント
銅が蓄積して問題を起こすケースもあります
銅は過剰になって蓄積しても問題が起こります。
脳神経伝達物質ノルアドレナリンが過剰に生産され、神経障害や精神疾患(統合失調症・パニック障害イライラ・不安感)などの問題を起こします。
銅過剰の原因
- 亜鉛不足(アルコールの摂取、胃酸不足など)
- 有害な重金属の蓄積(特に肝臓に蓄積し活性酸素により肝臓を傷つける)
- ストレス
- 副腎疲労症候群(コルチゾール過剰)
ですので、亜鉛や銅が不足している方が亜鉛や銅を補充するのは問題ありませんが、必要のない方が摂取すると問題を起こす可能性がありますので注意してください。
貧血の原因は銅欠乏性貧血かもしれません。原因不明の貧血でお悩みの方是非ご相談ください。