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モヤモヤ血管がへバーデン結節の痛みの原因!?~血管新生が痛みを引き起こす、血管新生病?~

投稿日:2020年6月24日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

本日はまず、へバーデン結節に関する本をご紹介します。

ヘバーデン結節
ヘバーデン結節の痛みはモヤモヤ血管が原因だった [ 奥野 祐次 ]

 

この本には、へバーデン結節の痛みの原因はモヤモヤ血管が原因だった、とありますが、現実にはへバーデン結節の痛みの原因ではありますが、へバーデン結節の原因ではありません。

モヤモヤ血管ができた結果として痛みが出ているのは確かだろうと思います。

 

ヘバーデン結節の痛みはモヤモヤ血管が原因だった

モヤモヤ血管とは、血管新生という炎症の仕組みにより新しく不完全な血管がたくさんできている状態です。

 

モヤモヤ血管ができる原因

ではモヤモヤ血管が結果だとして、その原因はなんでしょうか?

結論を一言でいうともモヤモヤ血管ができる原因は慢性炎症です。

 

炎症についてのおすすめ本

慢性痛のサイエンス 第2版 脳からみた痛みの機序と治療戦略
慢性痛のサイエンス 第2版 脳からみた痛みの機序と治療戦略 [ 半場 道子 ]

 

『慢性炎症とは、全身にくすぶり続ける低程度の炎症を指し、「万病の源」と言われる反応系である。』

 

慢性炎症の原因

慢性炎症の原因としては、

  • 自己免疫疾患
  • 免疫の暴走
  • 感染症
  • 悪性腫瘍(悪性腫瘍は炎症システムを悪用しモヤモヤ血管を作ります)
  • 有害な重金属
  • 活性酸素
  • 血行不良
  • 糖尿病
  • ビタミンD不足
  • 腸管免疫の問題
  • 悪玉エストロゲン

などがあります。

 

慢性炎症の一因である悪玉エストロゲン

へバーデン結節は女性が多いですので、エストロゲンとの関連が疑われています。

エストロゲン不足が原因ではないか、という説がありますが、この本にも書かれている通りエストロゲン不足では説明ができない部分があるのです。

 

私が考えるエストロゲンの問題

私が考えるエストロゲンの問題点は、

肝臓でのエストロゲン代謝能力低下による悪玉エストロゲンの増加(+毛染めやヘアカラー剤に含まれる女性ホルモン様物質の影響) ⇒ エストロゲン受容体に結合 ⇒ 炎症を抑えることができなくなる ⇒ 慢性炎症によるモヤモヤ血管 

⇒ 悪玉エストロゲンについて詳しくはこちら

という流れです。

 

エストロゲン受容体とは?

エストロゲン受容体にはαとβがあり、α受容体は乳腺や子宮内膜に、β受容体には骨や関節、滑膜に多く存在します。

受容体にエストロゲンが引っ付くことによって炎症が抑えられているのですが、ここに悪玉エストロゲンが引っ付くと、正常なエストロゲンが引っ付けなくなって炎症が起こることが考えられます。

炎症システムの中の一つである血管新生システムが慢性的に働くとモヤモヤ血管ができるのです。

ですので、モヤモヤ血管ができやすいのは、乳腺・子宮内膜・骨や関節・滑膜ということになります。

 

モヤモヤ血管ができる血管新生病

モヤモヤ血管ができることを血管新生病と呼ぶこともあります。

もやもや血管

 

著者はもともとカテーテル治療でガン患者さんを見ていたそうです。

ガンにモヤモヤ血管ができるのは有名な話しですが、著者は五十肩の患者様の肩にモヤモヤ血管があることを見つけたのです。

それから独自の血管新生治療法を確立したそうです。

抗生物質を注射するとモヤモヤ血管が消えるそうですが、副作用が心配ですね。

 

もやもや血管(血管新生病)が原因で起こる可能性がある症状

もやもや血管(血管新生病)が原因で起こる可能性がある症状としては、

  • 五十肩
  • 膝の痛み
  • へバーデン結節
  • ブシャール結節
  • モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)
  • 目の問題( 糖尿病網膜症や加齢黄斑変性)

などがあります。

 

モヤモヤ病は歌手の徳永英明さんがかかった病気で有名ですよね。

でも、厳密に言うともモヤモヤ血管は慢性炎症の結果であって原因ではありません。

慢性炎症の原因で多いのは自己免疫疾患や悪玉エストロゲンによる免疫の暴走です。

ですので、モヤモヤ血管を治すにはその自己免疫疾患による炎症や悪玉エストロゲンによる慢性炎症を治す必要があるのです。

もちろん慢性炎症は自己免疫疾患や悪玉エストロゲンだけではありません。

 

モヤモヤ血管に対して役立つかもしれないハーブ

モヤモヤ血管に対して役立つかもしれないハーブをご紹介します。

※下記のハーブ/栄養素はすべての人に役立つわけではありませんし、合わないひともおられます。自己判断で摂取する場合は、体調の変化に注意し、一か月以上の長期摂取は避けてください。

ビタミンP(ケルセチン)

抗炎症作用、血管修復作用があります。

ケルセチン

ビタミンP(ケルセチン)iherb

 

ピクノジェノール

肝臓の血流を改善させるハーブです。

Now Foods, Pycnogenol(ピクノジェノール)、30mg、ベジカプセル60粒

ピクノジェノール(アイハーブ)

 

 

へバーデン結節の痛みの原因になるモヤモヤ血管に対して当院でできること

当院のフィシオエナジェティックでは、クライアント様、お一人お一人の身体の声を聴き、へバーデン結節の痛みの原因になるモヤモヤ血管の根本原因を探ります。

へバーデン結節の痛みの原因になるモヤモヤ血管の根本原因はさまざまです。

  1. 構造的問題(骨格の歪み、筋肉、筋膜、靭帯、関節、椎間板など)
  2. 化学的問題(栄養の問題、感染症、毒素、アレルギーなど)
  3. 精神心理的問題(ストレス、感情、トラウマなど)
  4. 情報伝達の問題(経絡の流れ、電磁波、土地のストレス、瘢痕組織など)
  5. オーラ、チャクラなどエネルギー的問題

これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。

フィシオエナジェティックコースでは、へバーデン結節の痛みの原因になるモヤモヤ血管に対してできる治療法や心理療法を探り、日頃工夫していただく必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べアドバイスをおこないます。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら

 

 

へバーデン結節の痛みの原因はモヤモヤ血管かもしれません。 原因不明のへバーデン結節でお悩みの方、お気軽にご相談ください。

へバーデン結節の臨床例

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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