こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
一時中古本で2万円の値段がついていた電磁波の恐怖を書いた本『クロスカレント』。
高すぎて購入できてませんでしたが、新装版が出たということで早速購入。
『クロス・カレント 電磁波“複合”被曝の恐怖 』
著者:ロバート・O・ベッカー
訳者:, 船瀬 俊介
出版社:ヒカルランド
定価:2530円(税込)
【新装復刻版】クロス・カレント 電磁波”複合”被曝の恐怖 [ ロバート・O・ベッカー ]
う〜ん。
思ってた内容と少し違いました。
確かに当院のフィシオエナジェティックの臨床でも電磁波の悪影響は多いです。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
電磁波の悪影響によるメラトニン不足+頭部のオーラの停滞+重金属の蓄積で結局脳腫瘍が見つかったクライアント様もおられます。
でも。。。
この本は少し感情論的で煽りすぎている気がします。
電磁波の悪影響
フィシオエナジェティックの臨床では、電磁波の悪影響は、
- オーラへの影響
⇒ オーラについて詳しくはこちら - 経絡の流れへの影響
⇒ 経絡について詳しくはこちら - メラトニン不足
です。
もちろんこれだけでも様々な問題が起こり得ますがメラトニンについて少し説明します。
メラトニンとは?
メラトニンとは、脳にある松果体と呼ばれる場所から分泌されるホルモンです。
主に睡眠のリズムに関与しますが、最近はそれ以外にも役割があることが分ってきています。
メラトニンの生産量は成長期である10代がピークで少しずつ減ってきます。
メラトニンの役割
メラトニンの役割としては、
- 体内時計を調整(概日リズムの調整、月のリズム(生理周期)、季節のリズム、人生のリズム、性のリズム)
- 自律神経の調整(メラトニンの分泌される夜間は副交感神経優位に、分泌されない昼間は交感神経優位に)
- 女性ホルモンや男性ホルモンのバランスをコントロール(エストロゲンのコントロール:初潮のコントロール、閉経のコントロール(メラトニンは45歳前後になると急激に低下し始めます。)、性腺刺激ホルモンを抑制する)
- 免疫力を上げる(胸腺を刺激、抗ガン作用)
- 脳での強力な抗酸化物質として働く(ビタミンEの2倍、グルタチオンの5倍の抗酸化作用)
- 成長ホルモンの分泌を促す
- 組織の修復、DNAの修復(抗がん作用)、創傷治癒
- エネルギー代謝の調節
などです。
メラトニンが減少すると
電磁波の影響などによってメラトニンが減少すると、下記のような症状につながる可能性があります。
- 寝付けない、眠りが浅い(不眠症)
- 時差ぼけ
- 月経の問題
- 乳癌、前立腺癌の確率が上昇する
- 悪性腫瘍
- アルツハイマー病などの脳疾患(活性酸素による)
- 成長障害
- 怪我や病気が治りにくくなる
- 歯軋り
- インスリン抵抗性の問題(糖尿病)
- 老化
これだけでも電磁波の悪影響は大きいです。
様々な病気につながりますよね。