こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
当院では、フィシオエナジェティックというカイロプラクティックのアプライドキネシオロジー(筋肉反射)テクニックから派生した検査法を取り入れています。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
フィシオエナジェティックの検査項目に副腎機能低下の問題があります。
副腎機能低下(アドレナルファティーグ)について
こんな症状があれば副腎機能低下(アドレナルファティーグ)があるかもしれません。
- エネルギーが不足
- 慢性疲労
- ストレスにうまく対応できない
- 立ちくらみ・ふらつき
- カフェイン中毒
- 集中力の低下
- 記憶力低下
- 朝起きるのがつらい、昼間眠い
- 不眠症
- 風邪が治らない
- うつっぽい、イライラ、不安感
- 慢性便秘
- 冷え性
- 低血圧、高血圧
- 低血糖、高血糖
- 体重減少
- 性欲減退
- 筋力低下
- 関節炎
- アレルギー、皮膚症状
- 頭痛
など。
アドレナルファティーグとは?
副腎機能低下は英語では「アドレナル・ファティーグ」と呼ばれています。
「アドレナル」は副腎のことで、「ファティーグ」は疲れを意味します。
日本語で副腎疲労と訳されています。
アメリカでは数十年前から使われている言葉でカイロプラクティックの本にもでてきますが日本ではなじみがありませんね。
副腎の役割
副腎の目的とは、体がストレスに対応し生き延びるのを助けることです。
- 約50種類ものホルモンを生産します。 有名なものとしては、副腎皮質で作られる糖質コルチコイド(ステロイド)でその代表としてコルチゾールがあります。コルチゾールはストレスから身を守るホルモンですが、血糖調節、血圧、免疫機能、脳神経の覚醒、骨の代謝の調整、脂肪代謝、抗炎症作用、アレルギー反応のコントロールなどをおこなっています。またコルチゾールは甲状腺機能にも影響します。
- 副腎皮質ホルモンで次に有名なのが、鉱質コルチコイドのアルドステロンです。ミネラルの調節をしています。結果的に尿量を調節したり、体の水分量、血圧にも関わります。副腎疲労でアルデステロンが減少するとナトリウムが排泄されるため塩分が欲しくなることがあります。
- 副腎皮質はDHEAというホルモンの母とも言われてる物質を肝臓が作るコレステロールから作ります(コレステロール→プログネロン→DHEA)。男性ホルモンや女性ホルモンの元となるホルモンです。性欲・体重コントロール、心理的問題にも影響します。
- 副腎髄質ホルモンではアドレナリンは有名ですよね。血圧をあげたり、血糖値を上げたりするホルモンです。ノルアドレナリンも副腎髄質で生産されます。
アドレナルファティーグ回復のポイント
「しつこい疲れは副腎疲労が原因だった」という本にはアドレナルファティーグの回復にできることとして7つのポイントがあげられています。
しつこい疲れは副腎疲労が原因だった ストレスに勝つホルモンのつくりかた (祥伝社黄金文庫) [ 本間良子 ]
- 朝コップ1杯の塩水を飲む
- ビタミンB群を摂る
- タンパク質と野菜・果物をたくさん取る
- 5分でいいから昼寝をし、夜は極力11時までに寝る。
- 小麦と砂糖などの糖質、牛乳を減らす
- 毒素を摂らず排出する
- ストレスをコントロールする
そのほかにもカフェインに対する影響はどの本にも書かれています。
副腎機能の西洋医学的診断法
DHEAとコルチゾールを分析して副腎疲労を判断する方法があります。
コルチゾールもDHEAもコレステロールから作られるのですが、緊張状態ではコルチゾールとDHEAが両方大量に作られます。
ストレスが長く続き緊張状態がさらに続くと大量のコルチゾールが作られ、DHEAはつくれなくなるのです。
DHEAは経口投与が可能ですし、海外では普通にサプリメントとして売られています。
DHEAはヤム芋という芋から作られますが、このヤム芋は、陸上100m走のウサイン・ボルト選手の大好物だそうです。
当院でもアレルギーや甲状腺の問題、セロトニン不足(うつ症状)の問題などに DHEAをおすすめすることもあります(人間の体で作られるものを外から取りすぎるのも問題がある事もありますので、勝手な判断での使用は危険です)。
副腎機能低下(アドレナルファティーグ)の原因
副腎機能低下(アドレナルファティーグ)の原因としては、
- 栄養不足(ビタミンC、マグネシウム、ビタミンB6)
- アレルギー
- DHEA不足
- 精神的ストレス
- カフェインと取りすぎ
- 砂糖や炭水化物の取りすぎ
- フッ素の蓄積
- 肝臓のホルモン代謝機能、コレステロール生産機能の問題により副腎のホルモンが減る場合があります。その場合は肝臓機能回復が必要です。当然コレステロールを減らす薬を飲んでいる人も影響します。
- 内分泌系の上位である視床下部や脳下垂体の問題により副腎の機能が落ちるケースもあります。
などがあります。
当院でよく副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)に対して使用するハーブ
当院でよく副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)に対して使用するハーブをご紹介します。
※下記のハーブはすべての人に役立つわけではありませんし、合わないひともおられます。自己判断で摂取する場合は、体調の変化に注意し、一か月以上の長期摂取は避けてください。
アストラガルス
甘草(カンゾウ)
零芝
ロディオラ・ロゼア
シベリアニンジン(エゴウソギ)
朝鮮人参(高麗人参)
冬虫夏草
そのほか副腎疲労(アドレナルファティーグ)に関するおすすめ本
医者も知らないアドレナル・ファティーグ 疲労ストレスは撃退できる! [ ジェームズ・L.ウィルソン ]
慢性疲労でお悩みの方、もしかしたら副腎疲労(アドレナルファティーグ)が原因かもしれません、ぜひご相談ください。
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