こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の病院に行っても治らない症状専門の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、脳脊髄液の循環と神経伝達物質ノルアドレナリンの関係についての記事を見つけました。
『ノルアドレナリンの放出により「微小覚醒(micro-arousal)」が起こると、脳の血管が収縮する。その結果、血液量が減ると、脳脊髄液が大量に流れ込む余地ができる。
ノルアドレナリンが減少すると、血管は緩んで拡張し、老廃物を多く含んだ脳脊髄液を脳から押し出す。』『ノルアドレナリンが減少すると、血管は緩んで拡張し、老廃物を多く含んだ脳脊髄液を脳から押し出す。
こうした血管の拡張と収縮は、約50秒周期のリズミカルな振動として測定された。この振動が、ノンレム睡眠中にグリンパティックシステムの全体で脳脊髄液を流していたのだ。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e02f47c8a1033825fa45f76c1c0aa2dcfade747 より引用
脳脊髄液の循環と神経伝達物質ノルアドレナリンの関係
当院の臨床ではノルアドレナリンの過剰産生により脳脊髄液が減っているケースがあります。
ノルアドレナリン過剰により脳の血流不足が起こり血液から作られる脳脊髄液が減っているのだと思っていました。
でもノルアドレナリンが脳脊髄液の循環、ポンプ機能に関与していることには知りませんでした。
ちなみに当院の臨床でノルアドレナリンの過剰産生と一番関係するのは、亜鉛と銅のバランスが銅過剰になっているケースです。
銅過剰によるノルアドレナリンの過剰
亜鉛と銅は体内でバランスを取っており、銅が過剰になると亜鉛が不足し、銅が不足すると亜鉛が過剰になります。
銅か過剰になると神経伝達物質ノルアドレナリン生産が過剰になります。
ノルアドレナリンは神経伝達物質ドーパミンから作られるので、ドーパミンの過剰もノルアドレナリン過剰の原因になります。
銅過剰の原因
銅過剰の原因としては、
- エストロゲンの過剰(エストロゲン様物質など)
⇒ エストロゲンの過剰について詳しくはこちら - 亜鉛不足(アルコールの摂取、胃酸不足など)
⇒ 亜鉛について詳しくはこちら - 有害な重金属の蓄積(特に肝臓に蓄積し活性酸素により肝臓を傷つける)
- ストレス
- 副腎疲労症候群(コルチゾール過剰)
⇒ コルチゾール過剰について詳しくはこちら - 肝臓でのコルチゾールやエストロゲンの代謝機能低下
⇒ 肝臓について詳しくはこちら - 肝臓での胆汁酸合成機能低下
⇒ 胆汁酸について詳しくはこちら
です。
※亜鉛や銅が不足している方が亜鉛や銅を補充するのは問題ありませんが、必要のない方が摂取すると問題を起こす可能性がありますので注意してください。
脳脊髄液に関する記事
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他にも甲状腺機能低下や血管障害によって起こっているケースもあります。
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