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エストロゲン過剰時代をどう生きるか。月経回数は明治期の9倍!?

投稿日:2023年3月27日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

先日、このような記事を見つけました。

『月経回数は100年前の9倍に 「望まない妊娠」から守られない現代日本の「女性の身体」』

『明治期の女性は、初経(初めての月経)とほぼ同時期の15、16歳くらいから20歳までに結婚していた。結婚したらすぐに子どもを産み始め、生涯に平均5~6人くらいは産んでいた。いったん子どもを産むと数年間は母乳で育てていたので、その間は排卵が抑制されるので妊娠しにくくなる。子どもが乳離れし、月経が戻ってくると、またしても妊娠する。その頃の女性の平均寿命は40代前半だったので、数人子どもを産んだ後、閉経して更年期を経験する間もなく、命の尽きる女性たちも少なくなかった。その結果、生涯に巡って来る月経周期数は、せいぜい50回だったと言われている。

一方、現代の女性は栄養と発育がよくなったために、初経年齢が10~15歳と早まり、閉経は50歳前後と後ろ倒しになっている。婚姻年齢は遅くなり、結婚して子どもを産んだとしてもせいぜい1人か2人。たとえ母乳育児をする場合でも、1年ほどで「卒乳」することが多いので、月経の戻りは早い。こうした身体の変化と社会文化的な変化のために、現代女性の生涯の月経周期数は、なんと450回にまで増えているそうだ。』

https://news.yahoo.co.jp/articles/97a3bb65961991ee7d6acc92099930161ac7cf95 より引用

 

月経回数は100年前の9倍って、びっくりですね。

 

エストロゲン過剰時代をどう生きるか。月経回数は明治期の9倍!?

この記事のコメントに書かれていることを見ると、この記事がどれだけ重大な問題なのかが全然理解されていないことにびっくりします。

エストロゲン暴露期間が長くなればなるほど、子宮内膜症や乳がんなどの婦人科系の病気になりやすいのは有名な話です。

気持ちの問題ではなく、命にかかわる問題なんです。

20~40歳代のガンの8割が女性というエストロゲン過剰時代をどう生きるか。

人にとって課題であることを認識する必要があります。

 

エストロゲン過剰の原因

エストロゲン過剰の原因としては、

  • エストロゲン分泌を抑制する松果体ホルモン「メラトニン」の減少 ⇒ 月経が早くなる ⇒ エストロゲン曝露の長期化
  • 肝臓でのエストロゲン代謝不全
  • エストロゲンの過剰摂取(大豆製品の取り過ぎやエストロゲン用物質(毛染めなど)の影響)

などがあると思っています。

これらはフィシオエナジェティック検査で調べている中で気づいたポイントの一つです。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら

 

月経が早くなっているためにエストロゲン曝露期間が増える?

月経が早くなっているためにエストロゲン曝露期間が増えていると言われています。

月経が早くなっている原因はこの記事では「現代の女性は栄養と発育がよくなったために」と書かれていますが、実は栄養の問題ではありません。

子どもはメラトニンというホルモンによってエストロゲン(女性ホルモン)やテストステロン(男性ホルモン)の分泌が抑えられています。

そのメラトニンが減少することによって初潮が早くなっているのです。

 

初潮が早くなる原因

初潮が早くなるの原因は、

  • 夜間の電磁波の影響
  • フッ素などの影響
  • 不規則な生活(夜更かし)

などによりメラトニン分泌が減りエストロゲンが抑えられなくなり、子供の初潮が早くなってきているのです。

戦前は初潮の平均年齢が17歳だったのが現在は12歳。

つまり5年ほど早くなってしまっているのです。

理論上12歳で子どもができてしまうってことになるんです。

おかしいですよね。

 

さらに男性に関してはさらにおかしなことになっていて女性と同様12歳くらいまで早くなった後、近年ではどんどん遅延傾向になっているとのこと。

おそらくそれはいいことではありませんよね。

マイナス要因が明らかに増えているということです。

男性と女性が大人になるのに差がついていくということになりますからね。

 

メラトニンとは?

メラトニンとは、脳にある松果体と呼ばれる場所から分泌されるホルモンです。

メラトニンは主に睡眠のリズムに関与しますが、最近はそれ以外にも役割があることが分ってきています。

メラトニンの生産量は成長期である10代がピークで少しずつ減ってきます。

 

メラトニンの役割

メラトニンの役割は、

  • 体内時計を調整(概日リズムの調整)
  • 女性ホルモンや男性ホルモンのバランスをコントロール(エストロゲンやテストステロンの抑制)
  • 免疫力を上げる(抗ガン作用)
  • 脳での強力な抗酸化物質として働く
  • 成長ホルモンの分泌を促す
  • 組織の修復、創傷治癒
  • エネルギー代謝の調節
  • 自律神経の調節
  • 血管内皮の保護

などです。

 

メラトニンが減少すると・・・

メラトニンが減少すると、

  • 寝付けない(不眠症)
  • 時差ぼけ
  • 月経の問題
  • 思春期早発症(初潮が早すぎる
  • 乳癌、前立腺癌の確率が上昇する
  • 悪性腫瘍
  • アルツハイマー病などの脳疾患(活性酸素による)
  • 成長障害(成長が早くなる=老化)
  • 怪我や病気が治りにくくなる
  • 歯軋り
  • インスリン抵抗性の問題(糖尿病)

などの原因になります。

 

メラトニンが減少する原因

メラトニン減少は、上記の理由だけではなく栄養なの問題により合成がうまくいかないケースもあります。

  • メラトニンはセロトニンというホルモンから合成されるので、セロトニン不足はメラトニン不足に繋がります。
    ⇒ セロトニンにつて詳しくはこちら
  • メラトニン合成にはさまざまな栄養素が補酵素・補因子として働きます。
  • 電磁波の問題(寝る1時間前から暗くすると良い。携帯電話は寝る時にそばに置かない(頭から最低限2m以上離す)。就寝中は無線LAN(WiFi)の電源を切る(できれば就寝1時間前から)。寝る1時間前にPCやスマートフォンなどを使わない。)
  • 毒素の影響(フッ素(歯磨き粉に含まれる物質)など)
    ⇒ フッ素のデトックスについてはこちら

 

メラトニンサプリ

メラトニンサプリは取り続けると、松果体でのメラトニン合成能力が落ちてくるので要注意です。

長期摂取はおすすめしません。

Now Foods, メラトニン, 3 mg, 60 カプセル

メラトニン(アイハーブ)

 

メラトニンの合成機序

Lトリプトファン + (葉酸(ビタミンB9) + 鉄 + ナイアシン(ビタミンB3))

5HTP + ビタミンB6

セロトニン + (SAMe + マグネシウム)

メラトニン

 

ビタミンB6、B9(葉酸)などのビタミンB群やSAMe(サミー)不足、マグネシウム不足などがメラトニン不足の原因となります。

 

ビタミンB100 コンプレックス (ビタミンB群)

Now Foods, B-100、ベジカプセル100粒

ビタミンB群(アイハーブ)

マグネシウム

Now Foods, マグネシウムカプセル、400mg、ベジカプセル180粒

マグネシウム(アイハーブ)

SAMe(サミー)

NutraLife, The Original SAM-e(S-アデノシル-L-メチオニン) 400 mg、腸溶性コーティングタブレット30錠

SAMe(アイハーブ)

 

肝臓でのエストロゲン代謝不全

肝臓のエストロゲン代謝が落ちていると悪玉エストロゲンが上昇します。

⇒ 肝臓のエストロゲン代謝について詳しくはこちら

悪玉エストロゲンはエストロゲン受容体に結合し炎症を引き起こします。

炎症が長期になると乳癌になることがあるのです。

 

エストロゲンの過剰摂取(大豆製品の取り過ぎやエストロゲン用物質(毛染めなど)の影響)

ヘアカラー

大豆製品の取り過ぎやエストロゲン用物質(毛染め・ヘアカラーなど)の影響によりエストロゲン過剰になってしまうことがあります。

⇒ 大豆製品について詳しくはこちら

⇒ 毛染め(ヘアカラーなど)について詳しくはこちら

 

エストロゲン過剰により起こりうる症状

エストロゲン過剰により起こりうる症状としては、

などが起こり得ます。

 

エストロゲン過剰時代を生き抜くには工夫が必要です。気になる方はご相談ください。

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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