こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は、頭痛のお話しです。
頭痛の原因がマグネシウム不足?
フィシオエナジェティック検査で頭痛の原因を調べると、マグネシウム不足というケースがあります。
もちろん頭痛の原因はさまざまですが、マグネシウムを摂取しただけで頭痛が改善するケースもあります。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
マグネシウムの役割
マグネシウムの役割としては、
- 神経や筋肉の収縮
- 体内のさまざまな酵素を制御
- ホルモンの合成、分泌
- 副腎ホルモンの制御
- セロトニンの合成
- ヒアルロン酸の合成
- 筋肉の動きを調整(弛緩させる)
- 神経の興奮を鎮める
- 血管を拡張させる
- ヒスタミンの抑制(DAOの合成)
- 骨の形成を助ける
- 糖質代謝(インスリンの分泌)
- 肝臓での解毒酵素の働きを高める
- 悪玉コレステロールを減らす
- 中性脂肪を減らす
などがあります。
マグネシウム不足による症例
マグネシウムが不足すると、
- 頭痛
- 肩こり
- 筋スパズム
- 痙攣、つり、こむら返り
- アレルギー、蕁麻疹
- 関節炎
- 腰痛
- 精神症状(抑うつ症状など)
- 慢性疲労
- 不眠症
- 記憶力低下
- しびれ
- むくみ
- 不整脈、動悸
- 心臓病
- 動脈硬化
- 高血圧
- 骨粗しょう症
- 結石
- 副腎疲労
- 低血糖症
- 糖尿病
- 便秘
などの症状が起こるかもしれません。
マグネシウムを含むもの
マグネシウムを含む食べ物としては、
- 大豆
- 玄米
- ナッツ
- 緑黄色野菜
- 魚介類
- 海藻類
- 海洋深層水
などがあります。
通常自然の食べ物にはマグネシウムだけでなくカルシウムも含みますので、体内のカルシウムとマグネシウムのバランスを変えるためにはマグネシウムだけをサプリメントで摂取したほうがいいです。
日本ではサプリメントとしては酸化マグネシウム(通称カマグ)という便秘薬として売られています。
マグネシウムが不足している人にはエプソムソルトをおすすめすることもあります。お風呂に入れることにより皮膚から吸収させることができます。
※マグネシウムは便を柔らかくしますので、便が緩くなる方がおられますので注意してください。
マグネシウムが不足する原因
マグネシウムが不足する原因としては、
- カフェイン、アルコールで消費されます。
- ストレスで消費されます(副腎疲労)
- 胃酸不足
⇒ 胃酸不足について詳しくはこちら - 摂取不足
などがあります。
マグネシウムの過剰摂取
本当にまれですが、マグネシウムが過剰に蓄積して問題を起こしている方がおられます。
その方の症状は重度の便秘でした。
便秘薬の酸化マグネシウムの蓄積が視床下部に影響し、自律神経系に異常を引き起こし、逆に便秘をひどくしていたようです。
めったにありませんが自己判断でサプリメントを飲む場合は注意してください。
マグネシウムとカルシウムのバランス
⇒ マグネシウムとカルシウムのバランスについて詳しくはこちら(ブログ記事)
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マグネシウム不足で頭痛が起こることもありますが、頭痛はマグネシウム不足だけではなくさまざまな要因が複雑に影響します。原因不明の頭痛でお悩みの方、是非ご相談ください。
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