こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日はホメオパシーに関する話題です。
ホメオパシーは怪しい医療なのでしょうか?
ホメオパシーは怪しい医療なのか?
このようなホメオパシーに関する記事を見つけました。
『デジタルコンテンツの投稿・購入サイト「note(ノート)」でも19年5月から、「ワクチン」「予防接種」と検索すると、サイト上部に「医療や健康情報はネットだけでなく、かかりつけの医師や政府機関の情報もチェックしましょう」との文言が並ぶようになった。厚生労働省の予防接種情報ページも案内する。
その後、「ホメオパシー」「血液クレンジング」「EM菌」などの用語にも、同様の対応がされた。』
(J-CASTニュース『「ニセ医療」情報の拡散防止、プラットフォーマー各社の対策進む ツイッター、note、はてな』より引用)
ホメオパシーは怪しい医療なのでしょうか?
まずはホメオパシーについて簡単に説明します。
ホメオパシーとは?
ホメオパシーとは1790年にドイツの医師サミュエル・ハーネマンによって確立された医療体系のひとつです。
ホメオパシーは同種療法と訳されている通り、「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という「同種の法則」が根本原則になっています。
ハーネマンはこの「同種の法則」に、「症状を起こすものを極度に稀釈した成分を投与することによって体の自然治癒力を引き出す」という考え方をもとに、体に悪影響を与えることなく、物質のエネルギーだけで症状だけを取っていくものとなるという「超微量の法則」を打ちたて、安全で体にやさしく常習性を持たないホメオパシー療法を完成させました。
物質のエネルギーをこのような乳糖や砂糖玉に含ませたものをホメオパシーレメディと呼びます。
液体のホメオパシーもあります。
ホメオパシーは1790年に始まって以来、ヨーロッパでは200年以上の歴史があり、イギリス、ドイツ、フランスで保険の適用が認められています。
ホメオパシーの特徴
- 含まれているのは物質のエネルギーだけで体に毒になるような物質は、まったく含みません
- 自然治癒力・生命力を刺激する治療法です。
- 対症療法でなく生命の本質に働きかけます。
- 含まれる物質の毒性による副作用がありません。
- 妊婦、新生児、極度に衰弱している人にも安全です。
ですので、当院ではハーブや栄養、など錠剤のものを摂取できないケースでホメオパシーを使用することがあります。
ホメオパシーにはエビデンスが無い?
200年の歴史があるホメオパシー、ニセ医療がこんな続くことってあると思いますか???
日本の某医師団体はホメオパシーにはエビデンスが無いからニセ医療だ、と主張しています。
本当は論文はたくさんありますし、エビデンスは十分にあるんですが…
ヨーロッパではホメオパシーは医学的に認められお医者様が処方したり薬局にも売っています。
その国ではエビデンスなしに認めているんでしょうか?
困ったものですね。
これでは西洋医学以外がすべてダメになってしまいます…
この記事にも書かれている血液クレンジングについては私は知らないので何とも言えませんが、10年後に標準治療に絶対にならないとも言えないですよね。
科学というのは最初はすべて仮説から始まり、トンデモ医療から認められるまで時間がかかっているんです。
ワクチンだって最初は怪しかったんですよ。
なにせ牛の牛痘ウイルスを人に塗ったんですからね。
それはすべての治療法にも言えます。
これでは西洋医学もダメになってしまいます。
いろんな治療法の可能性を自ら消してしまっていますね。
ホメオパシーは怪しい医療なのでしょうか?皆様、よく考えてみてください。