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池田市の整体院【関西カイロプラクティック】

フィシオエナジェティック臨床例 化学物質過敏症

化学物質過敏症と香害問題は病態も原因も違います

投稿日:2024年5月3日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

『柔軟剤や制汗剤の香りが原因で頭痛や吐き気を生じる「香害(こうがい)」の患者に神経疼痛(とうつう)の治療薬を処方したところ、約3分の2に症状の改善がみられたことが11日、分かった。発症の原因が明らかになっていなかったが、神経障害などの原因疾患で引き起こされる症状の一つとみられる。』

『「神経にダメージが生じた結果、香りに過敏になっている」とみて神経疼痛を和らげる治療薬「タリージェ」を処方したところ、数週間で症状が緩和したという。』

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ff7aeacbde2566b0f414b66b2eb81d1265e8761 より引用

 

化学物質過敏症

 

タリージェは神経伝達物質グルタミン酸を抑制する薬です。

⇒ グルタミン酸について詳しくはこちら

 

おそらく結果的に脳の扁桃体の興奮の原因になっているグルタミン酸を抑え、嗅覚過敏を抑えるのでしょう。

副作用があるのかは分からないですが、理屈は合っていますね。

 

化学物質過敏症と香害問題は病態も原因も違います

化学物質過敏症と香害問題は病態も原因も違います。

当院のフィシオエナジェティック検査で根本原因を調べると、柔軟剤などの香害問題は嗅覚過敏により起こるものであり、化学物質過敏症とは違います。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら

 

ちなみに嗅覚過敏のメカニズムは、下記のようなものです。

脳に入ってくる情報(匂いや情報)が危険なものかどうかを、脳の扁桃体が海馬の情報(過去の記憶)と照らし合わせて、危険なものか不快(嫌い)なものかどうかを判断する。 ⇒ 危険や不快を感じると視床下部や中脳水道灰白質などに命令を送り、「戦うか逃げるか」モードに変えます。 ⇒ 恐怖や不安を感じたり、交感神経系が過剰に働くためそれに伴う不快症状が起こります。

 

当院で調べても、柔軟剤の香りなどは毒としては大した影響はありません。

ですが嗅覚過敏になると入ってくる情報すべてが危険ってなってしまうのです。

ましては柔軟剤が嫌い、という思いがあるとさらにひどくなると思われます。

 

狭義の化学物質過敏症

狭義の意味では化学物質過敏症は化学物質のアレルギーや不耐症ですが、一番多い原因は肝臓の解毒能力低下です。

⇒ 肝臓機能低下について詳しくはこちら

 

ありとあらゆる化学物質に過敏に反応します。

症状は主に皮膚や粘膜です。

 

ですが嗅覚過敏の原因はそれとはちがって化学物質全般に反応するのではなく、主に嫌いなものに過剰な反応をしてしまうのです。

もちろん嗅覚は体に入ってくる毒も判別するので、化学物質には反応しやすいのですが、嗅覚過敏の場合、好きな匂いや自分が使っている化学物質には反応しないことがい多いです。

化学物質過敏症に関する記事

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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