こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
風邪対策急激に寒くなり、風邪が流行る季節が近づいてきましたが、皆様、体調はいかがですか?
ところで、皆様風邪に対してどのような対策をとっていますか?
風邪薬は風邪を治すものではなく免疫反応を止める薬です
以前に何度もお知らせしていることですが、重要なので何度でもお知らせします。
風邪薬(総合感冒薬)には、ウイルスや細菌を殺す薬は入っていません。
風邪薬は風邪を治すものではなく免疫反応を止める薬です。
入っているのは、解熱剤(消炎鎮痛剤)、咳止め、抗アレルギー剤などです。
問題なのは、すべて自律神経機能(副交感神経)を止めてしまうことを目的としていることなのです。
実際に風邪薬を飲むと、当院の検査では2週間程度は自律神経機能が停止しています。
風邪薬の副作用
自律神経機能が止まると免疫力が下がり様々な問題が起りる可能性があります。
- アレルギー症状の悪化
- カビやカンジダ菌などの感染症の悪化
- ヘルペスウイルスが活性化し神経痛や頭痛・めまい・耳鳴りなどの症状が起こる
- 抗コリン作用による副作用(ドライアイ・ドライマウス・昼間眠くなる、など)
最悪のケースでは、インフルエンザ脳症などの免疫の暴走や膠原病(自己免疫疾患)の発症につながることもあります。
風邪を引いたらどうしたらいいんですか?
こういう話しをすると皆様、「風邪を引いたらどうしたらいいんですか?」という質問がきます。
ウイルスや細菌をやっつけるには、熱を上げるのが一番です。
ですので、
- 温かい格好をして保温をする。汗をかいたら服はこまめにかえる。
- 葛湯やしょうが湯などを摂り、熱を上げる(葛根湯は麻黄という医療用麻薬が入っているのでおすすめしません)。
- 40度以上の熱が出ると、細胞が破壊されるので、特に修復に時間がかかる脳神経を守るために氷嚢などで頭を冷やす。
- エキナセアというハーブティや漢方薬で使われる甘草(かんぞう)は副作用が少なくおすすめです(全ての人に役立つわけではありません)。
日本は、風邪くらいで会社が休めない風潮があったのですが、コロナ禍で休みやすい環境はできたのはコロナ禍での変化で良いポイントですね。
薬で人生が変わってしまう人もいるので要注意です。