こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、内分泌かく乱物質に関する記事を見つけました。
生物医学誌『eBioMedicine』に掲載された研究結果によると、フタル酸エステル類の一種であるフタル酸ジ(2-エチルヘキシル)、略称DEHPは、心臓や血管の病気で人が亡くなる一因となっている。フタル酸エステル類は、内分泌かく乱作用や不妊など、さまざまな健康上の問題に関連している物質。
『2018年には全世界で推定35万6238人がDEHPへの曝露が原因で死亡していることが発覚。この数字は、心血管疾患による55~64歳の死亡者の約13.5%に相当する。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/c739ecbc1146ce4276d54f805f6559900f96fcfa より引用
フタル酸エステル類(DEHP)は内分泌かく乱物質
フタル酸エステル類(DEHPなど)はプラスチックを柔らかく加工する時に使われる物質ですが、ChatGPTに詳しく聞いてみました。
フタル酸エステル類とは、フタル酸(phthalic acid)にアルコールが結合したエステル化合物の総称です。
主に 可塑剤(プラスチックを柔らかくする添加剤) として利用され、世界中で大量に生産・使用されてきました。
🔹 フタル酸エステル類の特徴
- 無色〜淡黄色の油状液体が多い
- 水に溶けにくく、有機溶媒に溶けやすい
- 安価で性能が良いため、特に PVC(ポリ塩化ビニル) の可塑剤として広く使われてきた
代表例として:
- DEHP(ジ-2-エチルヘキシルフタル酸)
- DBP(ジブチルフタル酸)
- BBP(ブチルベンジルフタル酸)
- DINP(ジイソノニルフタル酸)
などがあります。
🔹 含まれているもの(用途例)
① プラスチック製品
- 電気コード、ケーブルの被覆
- 床材、壁紙、テーブルクロス
- 合成皮革、フィルム、ラップ類
- おもちゃ、ビーチボールなど柔らかいPVC製品
② 医療機器
- 輸血バッグ、点滴チューブ、カテーテル(DEHPが代表的)
③ 日用品・工業用品
- 接着剤、塗料、インク、シーリング材
- 香料の固定剤としても利用されることがある
🔹 健康・環境への影響
- 一部のフタル酸エステルは、内分泌かく乱作用(環境ホルモン作用) を持つ可能性が指摘されています。
- 発育や生殖への影響リスクがあるため、特に 子ども用製品や食品接触材料での使用は規制 されています。
- 欧州の REACH規制 や、日本の 食品衛生法・化審法 でも特定物質が制限対象になっています。
👉 まとめると、フタル酸エステル類は「プラスチックを柔らかくするために使われる添加剤」で、医療機器・日用品・おもちゃ・建材などに含まれてきましたが、健康リスクの懸念から現在は規制や代替化が進んでいます。
当院のフィシオエナジェティック検査でも特にエストロゲン様物質としてよく問題として出てきます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
不織布のマスクの影響もあるのではないかと疑っています。