こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
フィシオエナジェティック検査で体臭の原因を調べると、コリン不耐性というケースがありました。
卵の食べ過ぎが体臭の原因になることがあります ~コリン不耐性~
コリンはビタミンB群の一種で、卵や大豆にたくさん含まれています。
コリンは口から摂取しなければいけない必須栄養素でもあります。
コリンの役割
コリンの役割としては、
- コリンは神経伝達物質アセチルコリンの材料です。
- 細胞膜の構成成分でもあります
- メチル基SAMeの合成
- 細胞膜の構成成分であるレシチン(フォスファチジルコリン)の材料
- 脂質の代謝
などがあります。
コリンを含む食品
コリンを含む食品としては、
- 卵
- 大豆
- 乳製品
- 赤身肉
などがあります。
コリンサプリメント
※体質に合わない方もおられますのでご注意ください
コリン不耐性とは?
コリンが腸内細菌の働きにより体臭の原因になるトリメチルアミン(TMA)、そして肝臓で動脈硬化の原因となるトリメチルアミンオキシド(TMAO)に代わることがあります。
そのトリメチルアミンを肝臓が代謝できないと、トリメチルアミン濃度が上がってしまい、体臭の原因となることがあるのです。
トリメチルアミンとは
トリメチルアミンは、魚の腐ったような臭いがします。
ですので、トリメチルアミンが増えるとそれが血液の中に入り汗や尿、呼気に出ていくため、体臭の原因になるのです。
魚臭症、トリメチルアミン尿症(魚臭症候群)とも呼ばれています。
トリメチルアミンオキシド(TMAO)は動脈硬化の原因になります。
トリメチルアミンオキシド(TMAO)が動脈硬化や心臓病を引き起 こすという研究データがたくさん報告されています。
トリメチルアミンオキシドを多く含む食品には、海水魚、エビやカニなどの甲殻類、タコやイカなどに多く含まれます。
アミノ酸であるL-カルニチンも代謝の過程でトリメチルアミンオキシドに代謝されます。
L-カルニチンは赤身肉に多い成分です。
コリン不耐性に対する対策
コリン不耐性のある方は、ひとまずコリンを多く含む卵・大豆・赤身肉を避ける必要があります。
ですがコリンは必須栄養素です。
過度に避けるより、コリン不耐性の根本原因である腸内環境の改善や肝臓の機能を向上させていく必要があります。
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体臭の原因はもしかしたらコリン不耐性かもしれません。体臭でお悩みの方、お気軽にご相談ください。