こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
フリーラジカルと活性酸素という似たような意味の言葉があります。
フリーラジカルと活性酸素はどう違うのでしょう?
フリーラジカルと活性酸素の違い
まずはフリーラジカルとは何なのか、についてのおすすめ本をご紹介します。
フリーラジカルとは?
一般的に原子や分子の最外殻軌道には、対になった電子が回っていて安定である。
この電子が対にならず、いわゆる不対電子である場合、この原子や分子のことをフリーラジカルと呼んでいる。
フリーラジカルと活性酸素の関係性
活性酸素はフリーラジカルの一種ですが、厳密に言うとフリーラジカル種ではない活性酸素もあります。
大気中の酸素は、好気性生物にとって必要不可欠です。
その反面、体内ではさらに反応性が強い活性酸素となってさまざまな障害を引き起こします。
活性酸素には、
- スーパーオキシド
- 過酸化水素
- ヒドロキシラジカル
- 一重項酸素
などがあります。
厳密に言うと、スーパーオキシドとヒドロキシラジカルはフリーラジカルですが、過酸化水素と一重項酸素はフリーラジカルではありません。
その他のフリーラジカルやフリーラジカルを発生させるもの
その他のフリーラジカルやフリーラジカルを発生させるものとしては、
- 酸素(呼吸・ミトコンドリア)
- No(一酸化窒素)
- No₂(大気汚染物質)
- パラコート(除草剤)
- 抗がん剤
- 漂白剤(次亜塩素酸など)
- 好中球(炎症)
- アラキドン酸代謝
- 虚血
- 運動
- 放射線
- 毒素
- タバコ
などがあります。
フリーラジカルの生理反応物質としての作用
フリーラジカルの生理反応物質としての作用は、
- No(一酸化窒素)⇒ 血管拡張作用・血圧調節など
- 殺菌(好中球などの食細胞)
などがあります。
フリーラジカル障害
フリーラジカル障害は、
- 過酸化脂質(生体膜障害)
- 核酸障害(DNA障害)
- 蛋白変性(老化など)
- 糖鎖障害(ヒアルロン酸など)
などを引き起こします。
フリーラジカルの消去
フリーラジカルは強力な酸化作用によりさまざまなものを破壊してしまいます。
体内にはそれを防ぐ仕組みがあります。
酵素系
- SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)
- カタラーゼ
- グルタチオンペルオキシターゼ
- グルタチオン-s-トランスファーゼ
- アスコルビン酸ペルオキシターゼ
- ホスリパーゼ
- プロテアーゼ
など。
非酵素蛋白
- セルロプラスミン
- トランスフェリン
- アルブミン
- メタロチオネイン
など。
低分子物質その他
- 尿酸
- グルタチオン
- ビタミンC
- ビタミンE
- β-カロテン
- コエンザイムQ(ユビキノン)
など。
食品の抗酸化物質
食品の抗酸化物質は、
- フェノール(ポリフェノール、フラボノイド、エラグ酸など)
- トコフェロール(ビタミンE)
- アスコルビン酸(ビタミンC)
- カロチノイド類(β-カロテンなど)
- アミノ酸
- 含硫化合物
などがあります。
フリーラジカルによる影響に対して当院でできること
当院のフィシオエナジェティックでは、クライアント様、お一人お一人の身体の声を聴き、フリーラジカルによる影響の根本原因を探ります。
フリーラジカルによる影響の根本原因はさまざまです。
- 構造的問題(骨格の歪み、筋肉、筋膜、靭帯、関節、椎間板など)
- 化学的問題(栄養の問題、感染症、毒素、アレルギーなど)
- 精神心理的問題(ストレス、感情、トラウマなど)
- 情報伝達の問題(経絡の流れ、電磁波、土地のストレス、瘢痕組織など)
- オーラ、チャクラなどエネルギー的問題
これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。
フィシオエナジェティックコースでは、フリーラジカルによる影響に対してできる治療法や心理療法を探り、日頃工夫していただく必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べアドバイスをおこないます。
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原因不明の不定愁訴はフリーラジカルが原因かもしれません。原因不明の症状でお悩みの方、お気軽にご相談ください。