こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
フィシオエナジェティックで痛風の原因を調べるとL-システイン不足が原因でした。
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もちろん痛風の原因はL-システイン不足だけではありませんが、本日は抗酸化物物質L-システインについて説明します。
L-システイン不足で痛風? ~抗酸化物質L-システイン~
L-システインは強力な抗酸化物質として有名で、ハイチオールCという商品の主成分ですね。
L-システインの役割
L-システインは、L-メチオニンという必須アミノ酸から体内で合成することができますが、体内環境の状態によって不足しやすい準必須アミノ酸です。
硫黄の成分を持つ含硫アミノ酸の1つです。硫黄性のグルタチオンを合成するために必要なアミノ酸です。
痛風の原因になるのは尿酸です。L-システインは抗酸化物質として働き、同じ抗酸化物質としての尿酸の合成を抑制していると思われます。
- 解毒の際に発生する活性酸素を除去する強力な抗酸化物質(Lメチオニンと共に働く)
- 体内に蓄積した水銀・鉛などの重金属の排泄を促す
- 毛髪や爪に含まれるケラチンたんぱくの合成
- インスリン、トリプシノーゲン(タンパク質分解酵素)などのたんぱく質を合成
- Lグルタチオンの合成(解毒作用)
- α-リポ酸の合成(抗酸化作用)
- ビオチン(ビタミンB7)の合成(皮膚・髪・粘膜を健康に保つ)
- ヘパリンの合成(抗凝固作用)
- メタロチオネインの合成(肝臓で作られる解毒物質)
- メラニンを抑制
- アセトアルデヒドの解毒
- コラーゲンの生成の補助
Lシステインが含まれている食品
Lシステインが含まれている食品としては、
- 玉ねぎ
- ニンニク
- ブロッコリー
- いわし、まぐろ、かつお、サケ、えび
- 大豆
- 鶏卵
- 牛肉
- 柿
- 栗
- 小麦
などがあります。
L-システイン摂取時の注意点
L-システイン摂取時の注意点としては、
- L-システインを体内で利用する際にビタミンB6を消費しますので、ビタミンB6も同時に摂取することをお勧めします。
- L-システインが体質に合わないケースもあります。糖尿病の要因になるという説もありますので、当院で必要と言われた方以外の摂取には注意が必要です。
などです。
L-システインサプリメント
痛風の原因はL-システイン不足だけではなくさまざまです。原因不明の痛風でお悩みの方、ぜひご相談ください。
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