こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は自然治癒力を引き出す方法に関する素晴らしい本をご紹介します。
『自然治癒力を引き出す 老化も病も予防できる』
著者:伊藤壽記
出版社: 幻冬舎新書
価格:1056円(税込み)
不健康寿命を減らすには?
『健康寿命と同様に「不健康寿命」が延びているのは問題です。男性約9年、女性で約12年あります。日常生活に支障が出た状態や、寝たきりで生きていくというのは周囲に迷惑をかけるという精神的負担だけでなく、医療費や介護費といった経済的負担も大きくなります。
いかにこの「不健康寿命」の期間を縮めるか。どうすればいいと思いますか?』
不健康寿命が増えているということは、介護が必要な期間が増えているということです。
平均寿命が延びているから健康長寿の国、と言うわけではないんですね。
どうすればいいのでしょう?
この本には運動や栄養など幅広い情報が書かれています。
こうすればいい、という答えがあるわけではありませんが、一部引用して説明します。
がんと共存する
『がんサバイバー」としての期間は、人生の終わりまでです。がんの罹患率の上昇とともに、「がんサバイバー」も増えていますから、いかに適切に正しく、平和に穏やかに、死ぬまでの間「がんと共存するか」という視点は非常に大事です。』
私自身も過去に同じような話をしていますが、今の西洋医学に足りないのは「がんと共存する」という考えです。
共存するという考えがないために、治療(抗がん剤)をやりすぎて体を痛めつけてしまい、ガンではなく抗がん剤で体が弱って亡くなる、と言うことになってしまうのです。
いかにしてガンと共存し、できるだけ健康的な生活をできるだけ長く送ることができるのか、を考えるべきです。
例えば、樹木希林さんですら最期は「肺炎」ですからね。
悪玉アディポサイトカインと善玉アディポサイトカイン「アディポネクチン」
『脂肪細胞から分泌されるホルモン様物質、生理活性物質の総称を「アディポサイトカイン」と呼びますが、この細胞が肥大化すると、血圧を上昇させるアンギオテンシノーゲンや、糖尿病の発症に関するレプチンといったホルモンが分泌されます。さらにPAI-1(プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター)の分泌量が増えて、血栓のリスクが上がります。』
『この中で「アディポネクチン」は唯一善玉のアディポサイトカインで、ダイエットなどで減量に成功すると、肥満した脂肪細胞もサイズダウンして、多くの悪玉の分泌は低下し、善玉であるアディポネクチンの分泌が増加します。すると血管修復作用や脂肪燃焼作用、血管拡張作用により、糖尿病や高血圧。メタボを予防する効果などが期待されます。』
悪玉アディポサイトカインと善玉アディポサイトカイン「アディポネクチン」があります。
メタボの問題は肥満だけではなく悪玉アディポサイトカインが増え、動脈硬化・高血圧、糖尿病などの原因になるから駄目なんですね。

アディポネクチンを増やす方法
『アディポネクチンが増えずに痩せた場合は、リバウンドしやすい傾向があります。アディポネクチンは、脂肪の燃焼を促進し、インスリンの働きを助けるホルモンですから、この「痩せホルモン」を増やすことこそが、健康的に適正体重に近づけるための正しいダイエット法なのです。』
偏った食事によるダイエットはリバウンドします。
例えば「糖質制限ダイエット」やプロテインを使ったダイエットなど。
アディポネクチンが増えないからでしょうね。
ではリバウンドしないためにはどうすればいいでしょうか?
もちろん運動は大事ですが、他にも重要なポイントがあります。
内臓脂肪を減らすには良い脂肪が必要!?
『ではどうすればこの「痩せホルモン」を増やすことができるのでしょう。
ポイントは、「DNA」と「EPA」の摂取です。エスキモーの食事は、脂肪の摂取量が多いにもかかわらず、心疾患の罹患率が低いことが知られています。
彼らは魚やアザラシの肉を主食としていて、それらに多く含まれているドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)に代表されるω3系高不飽和脂肪酸を日常的にとっています。それが心臓病の予防に寄与していると考えられています。DHA、EPAはアディポネクチンの量を増やしてくれることもわかっています。』
内臓脂肪を減らすアディポネクチンを増やすにはには良い脂肪が必要なんです。
当院のフィシオエナジェティックでの臨床においても「痩せない」原因として必ず必須脂肪酸不足(オメガ3不足)が出てきます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
脂肪を減らすのに脂肪が必要って面白いですね。
体内に増える脂肪は脂肪の取り過ぎによって起こるのではなく、食べ過ぎや糖質過剰です。
抗酸化物質ポリフェノールでアディポネクチンを増やす
『抗酸化物質のある食品の摂取もこの「痩せホルモン」を増やすのに有効です。青魚、海藻類、大豆製品等。活性酸素などの有害物質を無害化させる「ポリフェノール」を多く含む野菜や果物、お茶のカテキンなどもそうです。』
『「ポリフェノール」は「錆びない体」を作るだけではありません。痩せホルモンである「アディポネクチン」を増やし、ダイエットにも健康づくりにも有効ということです。』
ポリフェノールはほぼすべての植物に含まれる色素の一種です。
上記の食品で注意が必要なのは、海藻類・大豆製品・お茶のカテキンです。
海藻類は過剰摂取すると逆に活性酸素を派生させるヨウ素が過剰になる可能性があります。
未発酵の大豆は甲状腺の機能を落とし、逆に代謝が落ちる原因にもなるので発酵大豆(醤油・味噌など)がいいですね、
お茶のカテキンを摂取しようと思うと、同時にアルカロイド毒であるカフェインも入ってきますので、ほどほどがいいですね。
