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尿漏れの原因はほとんどがコラーゲン劣化!?

投稿日:2018年3月15日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

尿漏れでお悩みの人は多いですね。

もちろん年齢が全く関係ないわけではありませんが、工夫していくことはできます。

まずは、尿漏れの原因についてお話します。

尿漏れ

 

 

尿漏れの原因はほとんどがコラーゲン劣化!?

一般的には骨盤底筋の弱化が原因とされていますが、当院のフィシオエナジェティック検査で調べると、一番多い原因はコラーゲンなどの結合組織の劣化です。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら

 

骨盤底部(骨盤隔膜)は、骨盤底筋とコラーゲンなどの結合組織によって支えられています。

骨盤底筋の弱化よりも重要なのが、コラーゲンなどの結合組織の劣化なのです。

骨盤隔膜の問題の約7割は、コラーゲンなどの結合組織の問題と言われています。

 

結合組織とは?

結合組織は、

コラーゲン(膠原線維)やエラスチン(弾性線維)などの線維質のものに、水分をためてゲル状にするための基質(糖タンパク、糖鎖、ムコ多糖 = ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸など)、とそれらを作る線維芽細胞

によって成り立っています。

 

結合組織は、どうしても年齢とともに劣化し、だんだん水分が貯めれなくなってきます。

ですが、高齢になってもある程度水分を保持できる人もいます。その差は何なのでしょう?

まずは、結合組織の主成分であるコラーゲンについて説明します。

 

コラーゲンとは?

コラーゲンとは人間の様々な組織に利用されるタンパク質からできた繊維で膠原線維とも言われています。

コラーゲンは人のタンパク質の30%を占め、真皮・靭帯・腱・骨・軟骨・円板・膜組織などの材料になります。

 

コラーゲンはどのように作られるのか?

コラーゲンはアミノ酸などから体内で合成されるのですが、その合成の過程で重要になる栄養素があります。

よくコラーゲンを口から摂取して役に立つんですか、という質問を受けます。

答えとしてはコラーゲンはコラーゲンを作る材料になりますが、体内でコラーゲン合成能力が落ちていると役に立たないかもしれません。

コラーゲンは普通に肉・魚・卵などに含まれますので、サプリメントでとる必要はないと思います。

意識して摂るとしたらボーンブロススープ(骨のスープ)なんかはいいかもしれません。

 

コラーゲン生成に重要なアミノ酸

コラーゲン生成に重要なアミノ酸をご紹介します。

※体質に合わない方もおられますので、自己判断での長期摂取はご注意ください。

Lプロリン

プロリン

Lプロリン(アイハーブ)

L-リジン

L-リジン

Lリジン(アイハーブ)

Lシステイン

システイン

Lシステイン(アイハーブ)

Lメチオニン

メチオニン

Lメチオニン(アイハーブ)

など。

 

コラーゲン生成に重要なミネラル

コラーゲン生成に重要なミネラルをご紹介します。

マグネシウム

Now Foods, マグネシウムカプセル、400mg、ベジカプセル180粒

マグネシウム(アイハーブ)

モリブデン

モリブデン

モリブデン(アイハーブ)

マンガン

マンガン

マンガン(アイハーブ)

硫黄成分(MSM(有機硫黄))

MSM

MSM(アイハーブ)

など。

 

コラーゲンの再生に必要な補酵素

コラーゲンの再生に必要な補酵素をご紹介します。

アルファリポ酸

Doctor's Best, α-リポ酸、150mg、植物性カプセル120粒

アルファリポ酸(アイハーブ)

 

コラーゲン生成に重要なビタミン

コラーゲン生成に重要なビタミンはビタミンCです。

ビタミンC

コラーゲン分子が互いに結びつくクロスリンクの形成に重要なのがビタミンCです。

ビタミンCサプリメント

ビタミンC(アイハーブ)

 

タバコはビタミンCを大量に消費しますのでコラーゲンの生成に影響します。

 

これらが不足するとコラーゲンの生成ができません。

 

コラーゲンを変性(劣化)させるAGE

コラーゲンを変性させるものとして、AGE(終末糖化産物)とホモシステインがあります。これらは鉄筋の部分を劣化させます。

  • AGE(終末糖化産物)AGEsは糖とタンパクがくっついた物質で生体内には約40種類あるとされ、代表的なものには糖尿病の測定で使われるヘモグロビンA1cがあります。
  • ホモシステインホモシステインはLメチオニンという必須アミノ酸の代謝過程ではできる中間生成物質です。ホモシステインは骨粗しょう症だけではなく動脈硬化の原因にもなりますが、理由はコラーゲンを破壊するからです。さらにホモシステインは活性酸素を大量に発生させるためAGEを増やす原因にもなります。

 

AGEの蓄積を防ぐ方法

AGEの蓄積を防ぐ方法としては、

  • 果糖、ブドウ糖、砂糖の摂取を減らす(とくに清涼飲料水に使用される果糖ブドウ糖は要注意)
  • 出来るだけ加熱しないものを食べる(とくに高温になる揚げ物には要注意)
  • 活性酸素の発生を抑える抗酸化物質を摂取する

などがあります。

⇒ AGEについて詳しくはこちら

 

ホモシステインの発生を抑えるには

ホモシステインの発生を抑える方法は、

  • ホモシステインの代謝には、ビタミンB群(特にビタミンB6、葉酸、ビタミンB12)が必要になります。
  • カフェインはビタミンB6を大量に消費しますので控えましょう。アルコールもビタミンB群を消費します。

などです。

⇒ ホモシステインについて詳しくはこちら

 

ムコ多糖(ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸)とは?

ムコ多糖は水を保持しゲル状にする物質です。有名なのはヒアルロン酸とかコンドロイチン硫酸などです。

ムコ多糖の生成に需要な栄養素には、下記のようなものがあります。

マンガン

マンガン

マンガン(アイハーブ)

マグネシウム

Now Foods, マグネシウムカプセル、400mg、ベジカプセル180粒

マグネシウム(アイハーブ)

ビタミンA

ビタミンA

ビタミンA(アイハーブ)

Lグルタミン

グルタミン

Lグルタミン(アイハーブ)

 

などの栄養素が必要になります。

 

本日はこれらの栄養素の中で、Lシステインについて説明します。

Lシステインは、シミに効くとうたっている「ハイ〇オール」にも入っている成分ですね。

Lシステインの役割

Lシステインは、体内で合成することができますが、体内環境の状態によって不足しやすい準必須アミノ酸です。

硫黄の成分を持つ含硫アミノ酸の1つです。

硫黄性のグルタチオンを合成するために必要なアミノ酸です。

  • 解毒の際に発生する活性酸素を除去する強力な抗酸化物質(Lメチオニンと共に働く)
  • 体内に蓄積した水銀・鉛などの重金属の排泄を促す
  • 毛髪や爪に含まれるケラチンたんぱくの合成
  • インスリン、トリプシノーゲン(タンパク質分解酵素)などのたんぱく質を合成
  • Lグルタチオンの合成(解毒作用)
  • α-リポ酸の合成(抗酸化作用)
  • ビオチン(ビタミンB7)の合成(皮膚・髪・粘膜を健康に保つ)
  • ヘパリンの合成(抗凝固作用)
  • メタロチオネインの合成(肝臓で作られる解毒物質)
  • メラニンを抑制
  • アセトアルデヒドの解毒
  • コラーゲンの生成の補助

 

Lシステインが含まれている食品

Lシステインが含まれている食品としては、

玉ねぎ、ニンニク、ブロッコリー 、いわし、まぐろ、かつお、サケ、えび、大豆、鶏卵、牛肉、柿、栗、小麦

などです。

 

Lシステイン摂取時の注意点

  • Lシステインを体内で利用する際にビタミンB6を消費しますので、ビタミンB6も同時に摂取することをお勧めします。

システイン

Lシステイン(アイハーブ)

 

※Lシステインが体質に合わないケースもあります。糖尿病の要因になるという説もありますので、当院で必要と言われた方以外の摂取には注意が必要です。

 

尿漏れの他の原因

尿漏れの他の原因としては、

  • 小脳機能低下
  • 膀胱の問題(膀胱炎など)
  • 自律神経系の問題
  • 骨盤底筋の弱化

などが考えられます。

 

尿漏れに対して当院でできること

当院のフィシオエナジェティックは、クライアント様、お一人、お一人の身体の声を聴き、尿漏れの根本原因を探ります。

尿漏れの原因はさまざまです。

  1. 構造的問題(骨格の歪み、筋肉、筋膜、靭帯、椎間板など)
  2. 化学的問題(栄養の問題、感染症、毒素、アレルギーなど)
  3. 精神心理的問題(ストレス、感情、トラウマなど)
  4. 情報伝達の問題(経絡の流れ、電磁波、土地のストレス、瘢痕組織など)
  5. オーラ、チャクラなどエネルギー的問題

これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。

フィシオエナジェティックコースでは、尿漏れに対して必要な治療法、必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べます。

⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら

 

 

尿漏れの原因はコラーゲンなどの結合組織の問題だけではなくさまざまです。原因不明の尿漏れでお悩みの方、ぜひご相談ください。

尿漏れの臨床例

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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