こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
疲れやすい原因をフィシオエナジェティック検査で調べると、L-カルニチン不足のケースがあります。
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疲れやすいのはL-カルニチン不足かも
疲れやすいのはL-カルニチン不足かもしれません。
まずはL-カルニチンについて説明します。
L-カルニチンとは?
L-カルニチンは、必須アミノ酸のLリジンとLメチオニンから生合成される非必須アミノ酸です。
L-カルニチンの約98%は筋肉の内部に貯蓄されており、残りの微量は肝臓や血液に含まれています。
カルニチンは、L-カルチニン、アセチル-Lカルチニン、プロピオニル-Lカルチニンなど多くのアミノ酸の形の総称です。
L-カルニチンは食品(特に動物性食品)に含まれ、また体内でも合成されます。
L-カルニチンの役割
L-カルニチンの役割としては、
- 脂質代謝(脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ ⇒ CoA(長鎖脂肪アシル補酵素A) ⇒ エネルギー(ATP)に
- アセチル-Lカルニチンは、血液脳関門を通過して脳内に到達し、アセチルコリン量を増やします。体内のカルニチンのうち約1割はアセチルLカルニチンの状態で存在します。
- 活性酸素の除去(抗酸化作用)
- 毒性の強いアンモニアやアシル化脂肪酸がミトコンドリアに溜まるのを防ぎます。すなわち、解毒作用を発揮します。
- 血管内皮細胞に働いて、血管を広げさせることが出来る物質(一酸化窒素=NO)の合成を高め、血管を広げます。このことが動脈硬化の抑制に繋がります。
などがあります。
L-カルニチンが欠乏すると
L-カルニチンが欠乏すると、
- 筋肉減少(心筋症、脱力)
- 脂肪肝
- 低血糖
- 高アンモニア血症
- アセチルコリンの減少による症状(昼間の眠気、自律神経失調症、物忘れ、筋肉のつり・痙攣など)
- ミトコンドリア機能低下による症状(疲れやすくなるなど)
- 男性不妊症
などの問題が起こることがあります。
L-カルニチンが欠乏する原因
L-カルニチンが欠乏する原因としては、
などがあります。
L-カルニチンを含む食品
L-カルニチンを含む食品としては、
- 赤身の肉
- 魚肉
- 鶏肉
- 牛乳
などがあります。
L-カルニチン サプリメント
アセチルLカルニチン サプリメント
L-カルニチン摂取の注意点(トリメチルアミン-N-オキシド)
腸内細菌叢が乱れていたりすると、腸内細菌がLカルニチンをトリメチルアミンという動脈硬化促進物質に変えてしまうことがあります。
Lカルチニンは腸内微生物叢により代謝されトリメチルアミン‐N‐オキシド(TMAO)と変化します。
このトリメチルアミン‐N‐オキシド(TMAO)は心血管疾患と関わりのありアテローム性動脈硬化の原因になります。
Lカルニチンだけではなく、レシチン(コリン)もトリメチルアミン‐N‐オキシド(TMAO)に変化します。
トリメチルアミン-N-オキシドは、魚の腐った臭いであるため、体臭の原因になることもあります。
その他、疲れやすい原因としては
その他、疲れやすい原因としては、
- 甲状腺機能低下
⇒ 甲状腺機能低下について詳しくはこちら - 副腎機能低下
⇒ 副腎機能低下について詳しくはこちら - ミトコンドリア機能低下
⇒ ミトコンドリア機能低下について詳しくはこちら - カンジダ菌感染
⇒ カンジダ菌について詳しくはこちら
などがあります。
疲れやすい症状に対して当院でできること
当院のフィシオエナジェティックは、クライアント様、お一人、お一人の身体の声を聴き、疲れやすい根本原因を探ります。
疲れやすい原因はさまざまです。
- 構造的問題(骨格の歪み、筋肉、筋膜、靭帯、椎間板など)
- 化学的問題(栄養の問題、感染症、毒素、アレルギーなど)
- 精神心理的問題(ストレス、感情、トラウマなど)
- 情報伝達の問題(経絡の流れ、電磁波、土地のストレス、瘢痕組織など)
- オーラ、チャクラなどエネルギー的問題
これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。
フィシオエナジェティックコースでは、疲れやすい症状に対して必要な治療法、必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べます。
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疲れやすいのはL-カルニチン不足かもしれません。原因不明の疲れやすい症状でお悩みの方、お気軽にご相談ください。