こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、内臓脂肪と動脈硬化に関する記事を診ました。
『内臓脂肪が大量に蓄積すると、心臓にも脂肪が蓄積して、炎症ホルモンを分泌するアディポサイトカインが慢性的な炎症を引き起こし、血管にダメージを与えるという』
https://news.yahoo.co.jp/articles/86e19185968af41c94a234245c023243cee9a230 より引用
内臓脂肪は動脈硬化の原因になります
内臓脂肪は動脈硬化の原因になります。
内臓脂肪があるというだけで小さな炎症がずっと続くのです。
アディポサイトカインとは?
炎症を引き起こすアディポサイトカインについてChatGPTに聞いてみました。
アディポサイトカイン(Adipocytokine)とは、脂肪細胞(アディポサイト)から分泌される生理活性物質の総称です。これらの物質は、エネルギー代謝や炎症反応、血糖調節、血圧調節などに関与し、健康や疾患に大きな影響を及ぼします。
主なアディポサイトカイン
アディポサイトカインには、健康を促進するもの(善玉)と、炎症や代謝異常を引き起こすもの(悪玉)があります。
善玉アディポサイトカイン
1. アディポネクチン
- インスリン感受性を高め、糖尿病や動脈硬化を予防する。
- 抗炎症作用を持つ。
2. レプチン
- 食欲を抑制し、エネルギー消費を促進する。
- しかし、肥満状態では「レプチン抵抗性」が生じ、食欲抑制効果が低下する。
悪玉アディポサイトカイン
1. TNF-α(腫瘍壊死因子α)
- インスリン抵抗性を引き起こし、糖尿病のリスクを高める。
- 慢性的な炎症を促進する。
2. IL-6(インターロイキン6)
- 炎症を引き起こし、インスリン抵抗性を促進する。
- 肥満や動脈硬化のリスクを高める。
3. レジスチン
- インスリン抵抗性を引き起こし、糖尿病や心血管疾患のリスクを上昇させる。
アディポサイトカインと健康
- 肥満: 脂肪細胞が増えると、悪玉アディポサイトカインの分泌が増え、慢性炎症やインスリン抵抗性が発生しやすくなる。
- 糖尿病: アディポネクチンが減少し、TNF-αやIL-6が増加すると、血糖コントロールが悪化する。
- 動脈硬化: アディポネクチンが減ると血管の保護機能が低下し、TNF-αやIL-6の増加により動脈硬化が進行しやすくなる。
まとめ
アディポサイトカインは、脂肪細胞が単なるエネルギー貯蔵庫ではなく、代謝や炎症の調節に重要な役割を果たしていることを示しています。特に肥満が進むと、悪玉アディポサイトカインが増え、さまざまな生活習慣病のリスクが高まるため、適切な食事・運動による体重管理が重要です。
内臓脂肪をへらすには
内臓脂肪は一度ついてしまうと減らすのは大変です。
例えば、霜降り肉は内臓脂肪の究極で筋肉にまで脂肪がついてしまった状態です。
運動をさせずに、穀物ばかりを食べさせると筋肉に脂肪がつきます。
人間も同じですね。
脂肪肝も内臓脂肪の一種ですが、フォアグラですね。
大量の餌を無理やり食べさせると、余った栄養素が糖質もタンパク質も脂肪として蓄積されます。
内臓脂肪を減らすには、
- 適度な運動
- 代謝能力を上げる(肝臓機能あげる、甲状腺機能を上げる、など)
ですね。
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