こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック自然療法院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、このような記事を見つけました。
『水分摂取を制限したマウスは、通常のマウスに比べて便通が悪くなるだけではなく、腸内細菌のバランスが崩れ、病原菌の排出にも時間がかかることを、北里大学などの研究グループが明らかにした。水分量を通常の半分に減らすと、腸の免疫に著しい乱れが生じ、感染症にかかりやすいことが確認できた。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/8978508b6b9f7c752ea856e23141197ba11e0084 より引用
免疫力を上げるために水を飲みましょう
当院の臨床でも水不足によって免疫力が低下するケースがあります。
上記の記事によると、水不足になると腸内細菌バランスが崩れるようです。
水不足によって起こる症状はそれだけではありません。
水の役割
水の役割は、
- 溶媒と運搬
- 体のすべての代謝機能に欠かせない加水分解の働き
- 細胞膜に浸透する水の流れからエネルギーがつくられる
- 細胞の構造を繋ぐ接着剤に似た働き
- 脳内の神経伝達物質の伝達
- 体内タンパク質と酵素の働きに重要
- 東洋医学の経絡エネルギーの流れは膜の中の水を通っていると言われています。
などがあります。
水不足になると
水不足になると、
- ヒスタミンが生成されます。ヒスタミンはアレルギー症状の原因となります。
- 痛みを増やす(ヒスタミン生成)
- 痛みを引き起こすプラスタグランジンが増えます
- 関節痛
- 消化不良
- 粘液不足(ドライアイ、ドライマウス)
- 便秘(便秘の時に最初に考えるべきポイントは水不足です)
- むくみ(リンパの流れ停滞) ⇒ むくむからといって水を控えると余計にリンパの流れが悪くなり老廃物が滞ります。
- 血行不良、高血圧
- 冷え性
- 代謝異常による症状(疲労感、肥満など)
- 糖尿病
- 小脳機能低下(脳脊髄液の減少による) ⇒ 見当識障害(今いる場所がわからなくなる、何をしたかったのかわからなくなる) ⇒ 認知症の原因の一つ ⇒ 小脳機能低下について詳しくはこちら
- 腎臓機能低下(尿量の低下など) ⇒ 頻尿(腎臓は少しでも毒素を出そうと、少しずつ尿を出します。トイレが近いからと言って、水を控えると頻尿が余計ひどくなります。)
- 脳機能低下
- 認知症
- 脱水症状(頭痛・嘔吐・耳鳴り・めまい・自律神経症状(動悸・息切れ)・疲労感・微熱・血圧低下・意識障害など)
- シワ・シミ・肌荒れ
- 免疫力低下(リンパの流れなど)
- 筋力低下、筋肉の痙攣・つり
- 骨粗鬆症
- 結合組織(コラーゲンなど)の劣化
- 経絡エネルギーの流れの滞り ⇒ 内臓機能低下
などが起こる可能性があります。
水摂取の方法
水の摂取方法としては、
- 体重(キロ)に30分の1リットルの水を飲むのが良い。
- 毎食30分前にグラス1杯の水、食後2時間半後にグラス1杯の水を飲む。酒・コーヒー・紅茶などカフェイン入りの水・は含みません。
- 飲水法と同時に天然塩を必要量摂ることを心がけること。塩は食事で摂取できます。
です。