こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
アルミフリーの日焼け止めは赤ちゃん用しかないと思っていたのですが、大人用でしかもビタミンD3の合成を阻害しない(と書かれている)日焼け止めを発見しました。
アルミフリーの日焼け止め
アルミニウムは様々な問題を引き起こす可能性のある有害物質(金属)です。
アルミニウムが引き起こすかもしれない問題
アルミニウムが引き起こすかもしれない問題としては、
- 体内で脳や骨に蓄積します。
- 活性酸素を発生させます。
- 体内の酵素の産生を阻害します。
- ミネラルの利用を阻害します。
- ミトコンドリアの機能(代謝)に影響します。
- アルミニウムは全身に影響しますが、特にアルミニウムは、アセチルコリンという神経伝達物質を生成を阻害します。アセチルコリンの生成が阻害されると、自律神経系(副交感神経)に関わるさまざまな症状につながります。
- 免疫を暴走させ抗体を作らせます
- アルツハイマー型認知症の原因になるかもしれません
などの問題が起こるかもしれません。
アルミニウムを含むもの
アルミニウムを含むものとしては、
- 化粧品(水酸化Al : 日焼け止め、ファンデーション、口紅など)
- 制汗剤
- ベーキングパウダーや膨張剤(スナック菓子、洋菓子、焼き菓子、菓子パン、お好み焼き、たこ焼き、天ぷら・ボテトなどの揚げ物)
- 歯磨き粉(研磨剤)
- 歯の詰め物(セラミックなど)
- みょうばん(漬物・たこ・ウニ)
- アルミ鍋で加熱したもの
- 胃薬
- 鎮痛薬
- 風邪薬
- ワクチン(予防接種)
- タルク(薬やサプリメントの添加物)
などに含まれます。
しかしアルミニウムそのものが紫外線を反射させる日焼け止め効果であるため、アルミフリーの日焼け止めは赤ちゃん用以外は見つけられていませんでした。
赤ちゃん用は何故だかアルミニウムやチタンなどの金属は使用しないような示し合わせ?のようなものがあるようです。
アルミフリーだけではなくビタミンD3の合成を阻害しない日焼け止め
この日焼け止めはアルミフリーだけではなくビタミンD3の合成を阻害しないらしいです。
ビタミンD3はビタミンD2から体内で合成されます。
合成されるには、紫外線が必要です。
紫外線には波長によってUV-AとUV-Bなどに分類されています。
UV-Aは長い波長の光で、日焼けは起こさないが皮膚の深部まで届きシミやしわなどの老化現象を起こす。
UV-Bは日焼けを起こし、皮膚の上皮でビタミンD3を合成します。
上記の日焼け止めは、そんなUV-Aや日焼けを起こすUV-BをカットしてビタミンD3合成に必要なUV-Bを通すという日焼け止めだそうです。(※信憑性はわかりません)
ちなみにビタミンD3は肝臓や腎臓で活性化され活性型ビタミンD3として作用します。
活性型ビタミンD3の作用としては、
- 骨のカルシウム吸収
- 副甲状腺ホルモンの抑制
- 血圧調整(レニン-アンジオテンシン系を抑制)
- 血栓予防・血管壁の強化
- 血糖の調整
- 細胞の分化・増殖・細胞内シグナル伝達(遺伝子を制御)
- ガン予防(特に大腸がん・乳がん、癌細胞のペントースリン酸経路を阻害、アポトーシス誘導、血管新生抑制、転移抑制)
- 免疫調整(Treg(制御性T細胞)、Breg(制御性B細胞)、IL-10(インターロイキン10)の活性化、ヘルパーT細胞(Th1/Th2,TH17)による免疫寛容)
- 炎症性サイトカインの抑制
- ホルモンの産生
- 筋肉機能の強化
などがあります。
もともと黄色人種は結構日を浴びないとビタミンDが合成しにくい人種です。
日焼け止めでビタミンD3の合成を阻害することは健康にとっては大きな損失になります。