こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
内臓の問題は皮膚のあらわれることもあります。
そんなことが書かれた本をご紹介します。
内臓の問題は皮膚にあらわれることもあります
「皮膚に聴くからだとこころ」
出版社:PHP新書
著者:川島眞
価格:760円+税
著者は皮膚科の先生ですが、皮膚にでる症状をホリスティック(全体的)に診ている先生のようです。
皮膚からこんな見方もできるんだ~
例えば、
- 皮膚は内臓の鏡(悪性腫瘍のサイン)のケースもあるようです。
- 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は歯の根っこに膿がたまっている問題の二次的な炎症 ⇒ 実際に当院でも掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は歯の根っこの細菌感染が原因のことが多いです。
- 肝機能が低下するとエストロゲンというホルモンが肝臓で分解されにくくなり、皮膚の血管拡張が起こる(血管腫などできることもあるようです)
- 腎臓の病気でも皮膚が黒くなったり発疹ができる。代謝生産物により汗腺や脂線が破壊されるので皮膚が乾燥する
- 肺の機能低下で「ばち指(指がバチのように肥大する)」になる
- 糖尿病により皮膚にかゆみが起こったり、皮膚が乾燥しやすくなる
- タバコはコラーゲンを減少させる
しかし、残念なところはストロイドを推奨しているところですね。
昔の友人が言っていました「ステロイドは絶対使ったらあかんよ」と。
その友人はステロイドを減らすたびに入院という状態を繰り返していました。
お医者様としてはそれ以外の薬がないですからね。しかも何十年も前からいっしょです。