こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日このような記事を見つけました。
『納豆菌による菌血症は極めてまれなケースであり、日本でも本症例を含めて5例しか報告されていないようです。論文著者らは「納豆菌は、胃や腸に発生したごく小さな傷などを介して侵入することもあり、免疫の機能が正常な人でも菌血症を引き起こす可能性がある」と結論しています。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb30355b4f0534d642ccc5f91d41dff42c802241 より引用
納豆菌も乳酸菌も体内に入ると病原菌です
この記事を見て思うこと。
- 乳酸菌ですら体内に入ったら病原菌になる
- 納豆菌を食べても腸内で納豆菌は増えないので腸内環境改善には役立たない。
- ですが納豆はレシチンやナットウキナーゼ酵素、ビタミンKなど役立つものも含まれる。
- 納豆は中毒になりやすいのでほどほどに。
乳酸菌ですら体内に入ったら病原菌になる
皮膚と口から肛門までを含む外とつながっている場所はすべて体外です。
皮膚や粘膜に傷がつき細菌が体内に入ると、乳酸菌ですらただのバイキンです。
一番侵入されやすい場所が小腸です。
小腸は栄養を吸収するために分子の小さなものが体内に入れるような仕組みになっています。
通常は乳酸菌などの腸内細菌は体内には入れないようになっていますし、小腸のリンパ組織が防御します。
それを乗り越えられてしまうと大変なことになります。
そういう状態をリーキーガット症候群(腸漏れ症候群)と呼びます。
納豆菌を食べても腸内で納豆菌は増えないので腸内環境改善には役立たない
納豆菌を食べても腸内で納豆菌は増えないので腸内環境改善には役立たないと思っています。
腸内に納豆菌がたくさん住んでいるという話し聞いたことありますか?
おそらく免疫によりほとんどが排除されていると思われます。
腸内細菌のバランスは母親に似るという話しを聞いたことはありませんか。
これはおそらく免疫細胞の記憶によって要らない細菌は排除されていると思われます。
納豆はレシチンやナットウキナーゼ酵素、ビタミンKなど役立つものも含まれる
納豆にはいいポイントもあります。
納豆はレシチンやナットウキナーゼ酵素、ビタミンKなど役立つものも含まれるからです。
納豆は中毒になりやすいのでほどほどに
実は納豆は中毒になります。
最初はだれもが美味しくないと思うのですが、食べているうちに美味しく感じてきます。
これは本当の美味しいとは実は違います。
例えば、コーヒーは最初はだれもが苦いものなのに、飲んでいるうちに美味しく感じてきます。
中毒なんです。
納豆に含まれるチラミンという物質が、快を感じる神経伝達物質ドーパミンを増やすので中毒になってしまうのです。