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フィシオエナジェティック臨床例 薬の副作用

湿布薬で血圧上昇!?

投稿日:2024年7月30日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

先日、このような記事を見つけました。

『湿布薬は、飲み薬よりも安全性が高いというイメージがあるためか、多用している人も少なくありません。しかし、実は心臓に負荷がかかる副作用もあるため、安易に使いすぎると危険です。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96719a7ee32d3183ea2c086033525b6a229d23 より引用

 

湿布

 

湿布薬は経皮吸収鎮痛薬です。

皮膚から鎮痛作用のある薬剤が吸収され、痛みを止めます。

気軽にたくさんシップを使っている人を見かけます。

大丈夫なのでしょうか?

 

湿布薬に注意!!

湿布薬は要注意です。

『体内で水やナトリウムの再吸収の抑制に関与している「プロスタグランジンE2(イーツー)」や「プロスタサイクリン」という生理活性物質の産生が抑えられます。 また腎臓の血管が収縮して、腎血流量が低下します。その結果、体内に水やナトリウムがたまりやすくなり、血圧の上昇や浮腫が生じるのです』
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96719a7ee32d3183ea2c086033525b6a229d23 より引用

 

血流が悪くなると腎機能も低下し、むくみを引き起こすことはよくあります。

血管収縮作用により血行不良が起こり痺れを引き起こしたり、肩こりをひどくしている人も見かけます。

 

プロスタグランジンとは?

プロスタグランジンとは、体内で作られるホルモンの様な働きをする物質です。

 

プロスタグランジンの役割

プロスタグランジンは、

  • 炎症・痛み・腫れの調整
  • 血圧、心機能の調整
  • 胃腸機能と消化酵素の分泌調整
  • 腎機能と流動調節
  • 血液凝固と血小板凝集
  • アレルギー反応
  • 神経伝達
  • 各種ホルモンの産生

などに関係している重要な物質です。

炎症を抑える善玉プロスタグランジンと炎症を促進する悪玉プロスタグランジンがあります。

プロスタグランジンE2は炎症を促進する物質です。

炎症と言うと悪いイメージがあるかもしれませんが、治癒反応のひとつでただ抑えればいいというわけではありません。

 

湿布薬で血圧上昇!血圧上昇に注意!!

湿布薬で血圧上昇に注意です。

ちなみに

『もともと高血圧の人であれば、エヌセイズの過度な使用は、狭心症、心筋梗害、大動脈解離といった心臓疾患を発症するリスクが高くなる可能性があるのです。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96719a7ee32d3183ea2c086033525b6a229d23 より引用

湿布薬に含まれる鎮痛薬は交感神経系を刺激し、痛みと炎症を抑えるのですが、交感神経刺激作用により血管が収縮し血圧が上昇することがあります。

心臓に送る血液が減ると心臓にも大きな負担がかかります。

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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