こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、このような記事を見つけました。
『ASDや注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など、発達障害の疑いのある子どもが増えている。ところが、すがる思いで医療機関を受診しようとしても、初診までに数カ月待ちというケースが珍しくない。「2年後」と言われた人も。なぜこんなに待たされるのか。医療の現場で何が起きているのか。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/144af055d557ad90852401a661e506fadabec266 より引用
発達障害が増えている理由
ASDや注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など、発達障害が増えているのは、いろいろな問題が複合的に影響していると思います。
- 実際に発達障害(脳機能障害)が増えている
- 発達障害と診断されたい親が増えている
- 子どもが人と違うということを親が受け入れられない
- 子どもが発達障害で大変と思われたい
- 変わった子ども(人と少し違う子ども)を学校側が受け入れられていない
実際に発達障害(脳機能障害)が増えている
ASDや注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など、発達障害が増えているのは、遺伝的な問題や先天的な問題、後天的な問題など多岐にわたります。
胎児の時の重金属や毒素の影響を受けているケースも多いです。
- 発達障害の診断は必要なのか?
- 発達障害の疑い/大阪府東大阪市より来院
- 発達障害が増えている理由
- 大人の発達障害というレッテルを自分に貼ってはいけない
- 発達障害(DD)は右脳と左脳のコミュニケーションの問題かも
- 発達障害の原因は農薬かもしれません~遺伝子発現(エピジェネティクス)への影響~
- 発達障害と診断されていても何の問題もない方もいます
- 発達障害の原因は胎児期の母親の水銀でした/箕面市より来院
- 発達障害は栄養療法で良くなるかも ~バイオメディカル療法~
発達障害と診断されたい親が増えている
少し言い方が悪いかもしれませんが、発達障害と診断されたい親が増えていると思います。
- 子どもが人と違うということを親が受け入れられない
- 子どもが発達障害で大変と思われたい
というのも、この問題に含まれてはいます。
これは子どもの問題ではなく、親の問題ですね。
『親は一番そばで見ているとはいえ、本人のどんな部分がどれぐらいその年齢や性別の平均から外れているか評価が難しい。保育士さんや学校の先生も、学習面で置いていかれているかどうかや、集団の中で目立っているかどうかという視点に偏ってしまいます。親との関係や養育環境など心理社会的な背景も子どもの精神状態に影響します。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/144af055d557ad90852401a661e506fadabec266 より引用
人と違うことが不安なんですね。
親自体が普通であることを強要された時代に生きてきたので仕方がない部分はあると思います。
変わった子ども(人と少し違う子ども)を学校側が受け入れられていない
変わった子ども(人と少し違う子ども)を学校側が受け入れられていないという環境の問題もあります。
『もう一つ大事な観点があります。障害の捉え方には『医学モデル』と『社会モデル』の考え方があるのですが、前者は困っている人について、その人が病気だから、その人に問題があるからと捉え、治す考え方です。後者はその人の困り事には、病気だけの問題ではなく、社会に寛容さがないところに原因があると考えます。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/144af055d557ad90852401a661e506fadabec266 より引用
親の問題とも共通する部分はありますが、普通という誰かが決めた枠から外れた子どもを学校側が対応できていない、もっとひどい言葉でいうと「他の子の勉強の邪魔」になるということで枠から外そうとする。
これからはこういう環境も少しづつ良い方向に向かってくると思いますが、少し時間はかかりそうですね。