こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
当院では、フィシオエナジェティックというカイロプラクティックのアプライドキネシオロジー(筋肉反射)テクニックから派生した検査法を取り入れています。
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フィシオエナジェティック検査の精神心理の分野に心理的逆転という問題があります。
心理的逆転とは「健康になりたい」と思っていても潜在意識は「健康になりたくない」という状態です
心理的逆転にはさまざまな意味があります。
- 治りたくない
- 治るのが怖い
- 思い出したくない
- 記憶を消している部分がある
これは仮病とは違い、実際に様々な症状が起こります。決して珍しいことではなく、ほとんどの人に起こるといってもよいでしょう。
心理的逆転が起こる理由
心理的逆転が起こる理由としては、
- ネガティブなイメージを潜在意識が目標として勘違いしている(やせたくても痩せられない・太ったらどうしようというネガティブな思い、病気が進行したらどうしようというネガティブな思考、治るわけがないという思い、など)。こうなると変化することが怖くなってしまう。
- 思い込み(どんな治療を受けても必ず好転反応がでると思っている、など)
- 記憶から消えているトラウマを思い出したくない(解離が起こっている。思い出すと逆に破綻する)
- 将来の自分が進むべき道が魂とズレがある。将来をしっかり考える時間が必要な時。
- 治ることのメリットより治ることのデメリットの方が多い。これはすべての人に起こることですが、例えば治ってしまうと家事をしっかりやらなくてはいけない・・・・とか、治ってしまうとバリバリ働かなくてはいけない・・・・とか、治ってしまうと誰にも哀れんでもらえない・・・治ってしまうと嫌な人と合わないといけない・・・・など
- 病気になることによってメリットを得た体験がある。例えば、風邪で寝込んだ時だけ母親が優しくしてくれる、とか、病気になった時だけ周りの人が優しかった、など。誰にでもこんな経験ありますよね?
- 恨みがあるために健康になるわけにいかないケース。例えば、「親のせいで私の人生めちゃくちゃだ」という人は健康になるわけにはいかないんです。
- 罪悪感から自分を病気にすることで罰を与えているケースもある。例えば、昔悪いことをしたから私は幸せになる権利が無い、」など。
- 目標がない(良くなったら何がしたいですか?と質問すると「特にない」という場合が多い)
- 心理的逆転は、治療前から反応のある方もおられますし、施術中に反応がでる方もいます。矯正後にも起こります。治療後に心理的逆転が出るということは、、、潜在意識は施術を望んでいないんです。こうなると施術後にさまざまな症状がでる可能性があります。
などが考えられます。
以前は矯正後に心理的逆転を調べていなかったのですが、最近は必ず調べるようにしています。
これは好転反応を少なくすることにもつながりますので。すると結構多いことがわかってきました。とくに治りかけの時に良く起こります。
心理的逆転は誰でも起こることです。人間、きちんとした目標がないと健康になることのメリットが少ないんです。
イメージしてください。「いつも元気そうでいいわね~。私なんか・・・」と言われるのと「しんどそうね~かわいそうに」と言われるのとどちらの方が楽だと思いますか?
私なら後者ですね(笑)
だから心理的逆転なんて誰でも起こることなんです。
心理的逆転について参考図書
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原因不明の慢性病の原因はもしかしたら心理的逆転が関係しているかもしれません。ぜひご相談ください。