こんにちは。大阪府池田市の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
メールや電話で「治りますか」とか「治る可能性はありますか」いう質問をしてこられる方が多いです。
他のページにも書いていますが、当院では「治りますか」とか「治る可能性はありますか」という質問にはお答えできません。
Q&A:「治りますか?」「どのくらいで治りますか?」という質問に対して
「治りますか?」「どのくらいで治りますか?」という疑問を持つのは当然です。
当院の施術計画
原因によって早期で治るのか、時間がかかる問題かは違います。
まずは、施術計画のページを見てください。
⇒ 施術計画
これでもわからない方は、下記の文章を読んでみてください。
どのくらいで治りますか?
どうしても「治りますか?」という質問にうまく答えられないで困っています。
クライアント様がどのような答えを望んでいるのか、よくわからないのです。
例えば、まだ診断を受けてないのにメールして、「治りますか?」と言っているようなものです。
電話で「治りますか」とか「治る可能性はありますか」いう質問をしてくる方も多いです。
いつも思います。どういう返事をすればいいのかと。
クライアント様は「治りますよ」という返事をすれば来院するのだろうか、と。
でも、実際には「治りますよ」とは今は絶対に言いません。
治りますよ、とウソを言ったほうが結果的にはいいのかもしれませんが、私のポリシーに反します。
でも、昔は「治りますか」という質問に対して「治りますよ」と答えていたんです。
そうすると来ていただけることが多いのですが、来ていただいても続かないし続いても治らないのです(開業当時は上部頚椎カイロプラクティックだけでやっていたからかしれません)。
その後「時間がかかる人もいますが、皆様良くなってますよ」という言い方に変えましたが、それで来ていただいてもやはりうまくいきません。
最近になって、フィシオエナジェティックやボディートークの内容から、その理由が少しわかるようになってきました。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら⇒ ボディートーク療法について詳しくはこちら
フィシオエナジェティックやボディートークを通して思う「治りますか」「どのくらいで治りますか」の奥底にある心理
フィシオエナジェティックやボディートークを通して思う「治りますか」「どのくらいで治りますか」の奥底にある心理には、下記のようなものがあるかもしれません。
- 1回で治せる方法を探しているケース。もちろん一回で治せるような簡単な問題のケースもありますが、簡単ではないこともあります。根本を診ずに痛みだけを消すような治療は長続きしませんし、再発します。
- 騙されたくない、という思いが強いので、逆に「絶対に治せます」という言葉を信じてしまう。結局、騙されたくないという思いが強い人ほど騙されます。
- 心理的逆転がある場合。顕在意識では治したいと思っていても潜在意識は治したくないと思っているという状態のことを心理的逆転といいます。症状があることによってメリットを得てしまっている人(疾病利得)や、かわいそうな人を演じちゃっている人など。
⇒ 心理的逆転について詳しくはこちら - そもそも、強く治したいという思いが無い人もいます。治してほしいけど、食生活を変える努力はしたくない、など。心理的逆転と似ている心理的問題です。
- 潜在意識にすりこまれた思い込みの問題。例えば「病気の自分」が自分(アイデンティティ)になってしまっていたり、「何をやっても治らない」や「お医者さまには治せない」という信念(意識)があったりです。「治す自信はありますか?」とかおっしゃる人もいます。
だたし、上記のことがわかるためには、来ていただかない事には始まりません。
来ていただかない事には対処もできないのですが、そのためには「時間がかかるケースもありますが、皆様良くなってますよ!」と言わないと来てくださらない。
難しいですね。
まあ、すべての人を治したいと思うのはエゴですから、今のところは来ていただかなくてもいいのかな、とは思っています。
「頑張って治したいんです」という人には希望があります。