こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日このような記事を見つけました。
過去にも話題にしたことがある内容ですが、ご紹介します。
『実はコレステロールという物質は化学的には1種類、HDLやLDLといった区別はありません。善玉も悪玉も、すべて同じコレステロールなのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1211f97d0d7e45b5419b91cf09817e723fd6253 より引用』
善玉も悪玉も、すべて同じコレステロールです
コレステロールは脂質代謝機能の一つとして肝臓で作られます。
そのコレステロールを運ぶのがリポ蛋白というたんぱく質です。
血液検査でのLDLやHDLというのはコレステロールではなくリポ蛋白を測っているのです。
肝臓から組織や細胞に届けられるコレステロールを運ぶリポ蛋白をLDL、肝臓に戻るコレステロールを運ぶリポ蛋白をHDLと呼んでいるだけなんです。
そしてLDLのことを悪玉コレステロール、HDLのことを善玉コレステロールと呼んでいます。
なんで???
同じコレステロールなのに善と悪があるの?
こんな呼び方をしているのは日本だけらしいですね。
西洋医学では作用が違うとされていますが、実は同じものです。
何でこんなことになったのでしょう?
コレステロールは肝臓で作られます
コレステロールは通常は必要性があって肝臓で作られます。
『ちなみにコレステロールはリン脂質とともに、細胞膜の材料として使われます。また各種ホルモンやビタミンDの原料になったり、脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸に使われたりしており、人体になくてはならない物質です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1211f97d0d7e45b5419b91cf09817e723fd6253 より引用』
当然のことながらコレステロールが不足しても細胞膜の修復ができなくなったり、ステロイドホルモン(コルチゾールや性ホルモン)が減ってしまたり、ビタミンDが不足したり、脂質の吸収を助けたり毒素を外に出すための胆汁酸が不足したりするのです。
ただし小腸の粘膜の問題(「リーキーガット症候群)や脂質代謝の問題(肝臓の問題や甲状腺ホルモンの減少)により過剰にコレステロールがつくられるケースもありますので、多ければ多いほどいいというわけでもないのは事実です。