こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
数年前まで、中国の大気汚染物質PM2.5なるものが話題になっていましたね。
ところが最近はあまり報道されていません。
PM2.5の問題は無くなったのでしょうか?
結論から言うと、もちろん無くなっていません。
PM2.5が健康に与える悪影響
情報がないために気にしなくていいのか、気にした方がよいのか、がわからず、何となく大丈夫かな、という程度かと思います。
私の意見を言うと、気をつけたほうが良いと思われます。
脂溶性(油に溶ける)の有害物質は体にたまりやすいので要注意です。
脂溶性の有害物質の代表が重金属やPCB、ダイオキシンなどです。
PCBやダイオキシンの影響を防ぐには、とにかく必須脂肪酸をたくさん摂ることです。
オリーブオイルやエゴマ油、亜麻仁油などを1日大さじ2杯くらいとると効果があるそうです。
必須脂肪酸自体、体に良いので日頃から摂っておいて損はないと思います。
その他にも有害な重金属も含まれているかもしれません。
鉛や水銀、アルミニウム、クロムなどはPM2.5に含まれている可能性があります。
これらの重金属は補酵素の働きを抑制し酵素の生成を阻害するため、ありとあらゆる健康問題に悪影響を与えます。
現在、日本ではガソリンも無鉛になり、軽油の排気ガスも規制が厳しくなっているので、鉛は減っていますが、日本でも過去重大な問題になっています。
鉛や水銀、クロムなどの場合は、MSM(天然イオウ化合物:玉ねぎに少し含まれます)やLシステイン(にんにく、玉ねぎ、ブロッコリー)など硫黄成分が役に立つかもしれません。
PM2.5の解毒に役立つかもしれないハーブ/栄養素
解毒に立つかもしれないハーブ/栄養素をご紹介します。
下記のハーブなどは合わない方もおられますので、自己判断での一か月以上の摂取にはご注意ください。
L-システインサプリメント
解毒だけではなく肝臓機能を上げるかもしれません。
MSM
解毒作用のある有機硫黄のサプリメントです。
放射性物質も含まれているかもしれません。
これも有害な重金属のひとつですね。
そして有害物質の害として重要なのが大量の活性酸素を発生させることです。
これには抗酸化物質で対応できます。
抗酸化物質としてはビタミンC,ビタミンE,CoQ10、アルファリポ酸、などが役に立つかもしれません。
ミネラルは抗酸化物質にもなりますし、重金属などの毒素が酵素の生成を阻害するのをふせいでくれるかもしれません。
PM2.5の毒素の影響を防ぐ抗酸化物質
PM2.5の毒素の影響を防ぐ抗酸化物質をご紹介します。
※下記のハーブなどは合わない方もおられますので、自己判断での一か月以上の摂取にはご注意ください。
ビタミンC
抗酸化物質の代表です。
ビタミンE
CoQ10
抗酸化物質でもあり、ATP合成を活性化させる重要な補酵素です。
アルファリポ酸
マルチミネラル
ミトコンドリア内でのクレブス回路を活性化する補酵素であるマグネシウムや、抗酸化酵素(グルタチオンペルオキシターゼやSOD)の補因子である抗酸化ミネラル、マンガン・銅・亜鉛・セレンは重要なミネラルです。
PM2.5は普通のマスクでは完全には防げないらしいです。
中国なんかではいわゆるN95マスクと呼ばれる医療用マスクを一般の方が使っている映像をみますね。
大気汚染の問題は今でもある問題で、黄砂とともにやってくる有害物質もあります。黄砂も要注意です。
花粉の季節は花粉がPM2.5を引っ付けて降りてきますのでやっかいですね。