こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
SIBOという問題が話題になっていますが、ここでSIBOの問題をフィシオエナジェティック検査で精査していると一つ気づいた点があります。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
それはSIBOの原因が回盲弁閉口症候群とイコールであるということです。
SIBOとは、腸内細菌異常増殖症候群のことで、腸に悪玉の細菌が異常増殖している状態です。
SIBOの原因は回盲弁閉口症候群かも
以下の考察は化学的に証明されたものではありません。
- 腸内環境がアルカリ性に傾く ⇒ 回盲弁が開く
- 腸内環境が酸性に傾く ⇒ 回盲弁が閉じる
ということに気づきました。
回盲弁とは?
回盲弁とは、小腸(回腸)と大腸(結腸)の間にある、便の逆流を防ぐ弁です。
回盲弁が閉じなくなると、大腸の便が小腸に逆流し、便が小腸で吸収されてしまいます。この状態を「回盲弁開口症候群」と言います。
逆に回盲弁が閉じっぱなしになってしまうと、便が大腸に流れなくなり、排出したい毒素が再吸収されてしまいます。
この状態を「回盲弁閉口症候群」と言います。
それによりさまざまな症状を引き起こすのです。
SIBOの原因は回盲弁が閉じるからかも
腸内環境が酸性に傾くと、回盲弁が閉じ便が逆流し、酸性環境の好きな細菌が異常増殖しSIBOを引き起こすことが考えられます。
酸性環境が好きな細菌である乳酸菌や、それらを増やすオリゴ糖や食物繊維を摂取すると腸内環境がさらに酸性に傾いてしまうことが考えられます。
回盲弁閉口症候群によって起こる症状
この弁が閉じてしまうと小腸から大腸に便が流れなくなり、便の成分が小腸で吸収されてしまいます。
こういう状態のことを回盲弁閉口症候群と呼びます。
それにより、さまざまな症状を引き起こします。
- 頭痛
- 吐き気
- ふらつき、めまい
- 疲労感
- 生あくび
- 睡眠障害
- 昼間の眠気
- 耳鳴り目の下のクマ
- SIBO(腸内細菌異常増殖症候群)
- 体臭
- 皮膚症状
- 関節炎(手根管症候群など)
- 便秘
- 下痢
などの様々な不定愁訴を引き起こします。
この弁が逆に空きっぱなしになっても便が逆流し、同じような症状を起こします。
回盲弁は腸内の酸度(Ph)の影響で開いたり閉じたりしている可能性があります。
回盲弁閉口症候群は腸内が過剰に酸性に傾くと起こりやすいように思います。
腸内環境によって役立つものが正反対になります
腸内環境によって役立つものが正反対になります。
- 腸内環境がアルカリ性により悪玉菌が増殖 + 回盲弁開口症候群 ⇒ + プロバイオティクス・プレバイオティクス・シンバイオティクスによる乳酸菌の増加 ⇒ 腸内環境が改善
- 腸内環境が酸性により悪玉菌が増殖 + 回盲弁閉口症候群 ⇒ + プロバイオティクス・プレバイオティクス・シンバイオティクスによる乳酸菌の増加 ⇒ 腸内環境の酸性化が進む ⇒ 回盲弁閉口症候群が悪化 ⇒ 便が大腸に行かず異常発酵 ⇒ SIBO
腸内が酸性になってしまう原因
腸内が酸性になってしまう原因としては、
- アルカリ性である膵液や胆汁酸の不足
- 胃酸過多
- ベジタリアンやマクロビオティックの実践者
などがあります。
回盲弁閉口症候群に役立つかもしれないハーブ
回盲弁閉口症候群に役立つかもしれないハーブをご紹介します。
※下記のハーブは合わない方もおられますので、自己判断での一か月以上の摂取はご注意ください。
アロエ
ゴールデンシール
クロロフィル
原因不明のSIBO(腸内細菌異常増殖症候群)でお悩みの方、お気軽にご相談ください。