こんにちは。池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
以前から、アトピー性皮膚炎の一番の原因になるのは皮膚からではないか、という説はあります。
当院ではリーキーガット症候群(腸漏れ症候群)といって、小腸の粘膜が荒れて異物が入ってくることにより起こることが多いですが、実は皮膚からの方が多いのでは、という話しです。
また皮膚から入ってくる大気汚染物質がアレルギーや自己免疫疾患の原因になるのではないか、という話しもあります。
先日、このような記事を見つけました。
『大気汚染物質には、PM2.5(微小粒子状物質)、多環芳香族炭化水素(PAH)、揮発性有機化合物(VOC)などがあります。これらの物質は、肌の構造や機能に影響を与え、アトピー性皮膚炎や乾癬などの炎症性皮膚疾患、ニキビや脱毛などの皮膚付属器疾患、皮膚エリテマトーデスや強皮症などの自己免疫性皮膚疾患、さらには皮膚腫瘍(メラノーマ、基底細胞癌、扁平上皮癌)の発症にも関与していると考えられています。』
『大気汚染物質は、皮膚の微生物叢を変化させ、黄色ブドウ球菌などの有害菌の増殖を促進します。また、芳香族炭化水素受容体(AhR)経路の活性化、酸化ストレスの増加、皮膚バリア機能の低下、炎症の促進などを引き起こし、炎症性皮膚疾患の発症や悪化に関与していると考えられています。』
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/918fa857049a7c35650fcbc18dc41564bf6cda より引用
大気汚染物質はアジュバントになる
おそらく大気汚染物質はアジュバントの作用になるのだと思います。
アジュバントとは、免疫を過剰に反応させる物質で抗体をたくさん作らせる作用があります。
自己免疫疾患や喘息やアトピーなどのアレルギー発症、もしくは免疫の暴走の原因になるのです。
ワクチンには抗体を作らせるために水銀やアルミニウムがアジュバントとして使われます。
皮膚から入る物質は簡単にアレルギーになります
小腸の場合は免疫担当細胞が待ち構えているのである程度の対応はできるのですが、皮膚から入ってきたものはいきなり血液に入ってくるので対応が遅れアレルギー認定されやすいのではないか、と想定しています。
そう考えると、手や唇や口の周りが荒れている人はアトピーになりやすいということですね。