こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日このような記事を見つけました。
『同署によると問題の食用油は山形県の企業が製造した。グリシジル脂肪酸エステルが1キログラム当たり1688マイクログラム検出されたという。台湾では発がん性があるとし、食用油の場合は同1000マイクログラムまでと定められている。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/352753095bdd810a6b0063c00603fdbef4883e29 より引用
記事を見るとこの企業が悪いことをしていると思う人もいると思います。
ですが、そもそも日本ではおそらくきちんと検査されてないです。
日本で売られているほとんどの化学抽出した食用油(低温圧搾(コールドプレス)以外の油)はアウトだと思います。
植物性油を化学抽出するとグリシジル脂肪酸エステルができる?
化学物質で抽出するとグリシジル脂肪酸エステルという物質ができるとのことですが、グリシジル脂肪酸エステルってどのような物質でしょう?
ChatGPTに聞いてみました。
グリシジル脂肪酸エステル(glycidyl fatty acid ester)は、脂肪酸とグリシジルエステルが反応してできる化合物です。ここでの「グリシジル」は、エポキシド基を含む化合物で、エポキシド基が脂肪酸とエステル化されることによって形成されます。
### 化学的特徴
- **構造**: グリシジル脂肪酸エステルは、グリシジル基(エポキシド基を含む)と脂肪酸がエステル結合している構造を持ちます。グリシジル基は、エポキシド基(環状エーテル)を含んでおり、これは化学反応性を示します。
- **化学式**: 脂肪酸の種類によって異なるが、一般的な化学式はRCOOCH₂CH(O)₂で、Rは脂肪酸の炭化水素鎖を表します。
### 使用例と応用
- **化粧品**: グリシジル脂肪酸エステルは、化粧品やスキンケア製品でエモリエント(保湿)や柔軟効果を提供するために使われることがあります。
- **医薬品**: 医薬品の製剤においても、安定化剤や溶解度向上のために利用されることがあります。
### 注意点
- **安全性**: グリシジル脂肪酸エステルが含まれる製品は、適切に使用する限り一般的には安全とされていますが、製品の使用説明書や推奨使用量を守ることが重要です。
このように、グリシジル脂肪酸エステルは化粧品や医薬品の成分として、保湿や安定化などの機能を提供するために利用されます。
うーん。難しくてよくわかりませんね。
そもそも当院でもグリシジル脂肪酸エステルのサンプルを持っていないのでどれほどの害があるのかはわかりません。
しかし化学抽出の際にできる化合物で人体に影響のあるものとしてはトランス脂肪酸と言う物質があります。
アメリカでは心臓病の原因になるとして禁止されています。
どちらにしろ避けられるならできるだけ化学抽出した食用油は避けたほうがいいですね。