こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日こんな記事を見つけました。
『【日本人は低い食料自給率の深刻さをわかってない】
●食料自給率……38%(カロリーベース、生産額ベースでは63%)
●食料国産率……47%(カロリーベース、生産額ベースでは69%)
●飼料自給率……25%
食料自給率が輸入畜産物の生産分を除いているのに対して、食料国産率は畜産の飼料が国産か輸入かを問わずに計算した数字となる。そこで「飼料自給率」という指標も参考にする必要が出てくるのだが、こちらはさらに低くて25%しかない。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a81d3df0b0ace97965fb3a70d3362153b6325d より引用』
日本が先進国の末期としてどうなっていくか、きっと世界中で注目されているとは思います。
ですが国内に住んでいる日本人はそんなことほとんど考えていませんよね。
日本人は食べるものに興味が無くなってしまった
日本人は食べるものに興味が無くなってしまったんでしょうか?
農業や漁業、酪農などは日本にとって非常に重要であることは当たり前のことだと思うのですが、なんだか「海外から輸入した方が安いじゃん」とか思っている人が多いのは何故なんでしょうか?
先ほどの記事には、
『■農地や農業従事者が減っている
日本の食料自給率はなぜ一向に上昇しないのか。背景には何があるのだろうか。さまざまな情報をまとめると、次のような理由が考えられる。
① 農業生産基盤の衰退
② 貿易立国の維持のため製造業を優先し農業を犠牲にした?
③ 後手に回わる政府の農業政策https://news.yahoo.co.jp/articles/18a81d3df0b0ace97965fb3a70d3362153b6325d より引用』
と書かれています。
結局はお金のことしか考えていない結果ではないかと思います。
それは政府も個人もそうです。
安いんだったら食糧自給率が下がっても問題ないと思っている人が多いからですし、政府が改革しようにも叫んでいる人は少数派で需要が無いんではないでしょうか?
その解決先としては、
『■農産物輸出国への転換が結果的に国民を飢えから救う?
いずれにしても、これからできる対策としては、次のようなものが専門家によって指摘されている。筆者や関係者の意見も混ざってくるが、代表的なものピックアップしておこう。
① コメの輸出国になり、有事には国民に配給する
② 専業農家への直接補助に切り替える
③ スマート農業を取り入れて、生産性を向上するhttps://news.yahoo.co.jp/articles/18a81d3df0b0ace97965fb3a70d3362153b6325d より引用』
と書かれています。
そう簡単ではないとは思いますが、やろうと努力しないと変えるのは難しいでしょうね。
そのためにも農薬などを世界に輸出できるレベルに量も質も変えていかないといけません。
なぜ農業がもうからないかを考えないといけない。
そのためには農協改革も必要だと思いますが、そんな怖いところに踏み込んだら政治家でさえ潰されてしまいます。
時間がかかることですから、今から対策しても間に合うかどうか。。。。
日本で食糧問題の危機を訴えている方の本も読んでみました。
『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』
著者: 鈴木 宣弘
出版社: 講談社
世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか (講談社+α新書) [ 鈴木 宣弘 ]
まずは知ることが重要。
そして考えることも必要。
最終的には国の改革が必要。