こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
思い込みが人の行動をゆがめます。
世界がどう見えるのかを歪ませてしまいます。
思い込みが人の行動をゆがめます~世界がどう見えるのかを歪ませてしまう認知の歪み
認知行動療法について勉強してみました。
悩み・不安・怒りを小さくするレッスン 「認知行動療法」入門 [ 中島美鈴 ]
認知行動療法の入門書です。
認知行動療法とは?
認知の歪みとは信念という「色メガネをかけて世界を見ている状態」です。
認知行動療法には、自分がどんな信念を持っているかを把握するさまざま方法があります。
その一つが自分の認知と行動を客観視できるようにするための「行動分析」です。
認知行動療法における信念の分類
■中核信念(自分や他人、世の中についての根本的な思い込み)
- 自分は人より劣っている
- 自分には価値がない
- 自分には能力がない
- 自分は人から好かれない
- 自分は嫌われている
- 他人は冷たいものだ
- 世の中は不公平だ
■媒介信念(いつの間にか自分に課しているルール)
- 価値がある人間であるためには、完璧でなくてはならない。
- 好かれるためには、人の機嫌を損ねてはならない
- 私に起こる人間関係の問題は、すべて私に原因がある
- 世の中は頑張っても報われないものだ
認知行動療法の例
例:
信念: 俺は能力が低い
+
ストレッサー: 上司からの叱責
推論の誤り: 一般化しすぎ(自分とは関係ないことにまで自分に原因があるかのように思い込むこと)
=
自動思考: 俺は何をやってもダメだ
↓
抑うつ症状
認知療法では、この認知を変えることにより。感情の改善を目指していきます。
推論の誤りの種類
- 一般化のしすぎ
- 自分への関連付け(自分を中心にして相手の側にある理由を読み解こうとしてしまう)
- 根拠がない推論(思いすごし)
- 感情による決めつけ(不安、ネガティブ思考)
- 全か無か思考(完璧主義)
- すべき思考(考え方のクセ)
- 過大評価と過小評価(他人に甘く自分に厳しい)
認知行動療法では推論の誤りに対する修正法があります。
修正法ついてはこの本をお読みください。