こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
健康情報には、大半が何か物を売りたい人の力が入っている可能性があることを常に考えてください。
その健康情報は本当ですか?騙されないで!! 嗜好品が体に良いという情報はほとんどウソ!!
先日、ある面白い記事を見ました。
https://www.lifehacker.jp/2017/10/171031_why-there-s-always-a-new-study-about-chocolate.html
科学的にはまったく健全であっても、研究資金が提供されるパターンが原因で、私たちの誤解を生んでいる可能性があります。いくつかその具体例を見てみましょう。
- チョコレートに関する研究が、それ以外の分野の研究より研究費が潤沢なら、チョコレートの研究をする科学者が増えます。
- チョコレート会社は、研究結果を改ざんしないにしても、チョコレートの印象を良くするような研究を発表した科学者を選んで研究費を提供することができます。
- チョコレート会社は、期待する答えにつながる研究課題に対して研究費を提供できます。たとえば、チョコレートの利点を研究するところに研究費を提供して、チョコレートの害を研究するところにはほとんど研究費を出さないようにします。
- 企業や組織は、研究費を提供した研究が発表されると必ずプレスリリースを出します。
ある海外のメーカーから、チョコレートに入っている成分の研究を依頼された研究者の記事です。う~ん。これだけでも胡散臭いですね。
このような記事は他にもあって、そこには嘘ではないけども一部の成分だけの研究であることを研究者がばらしていました。
チョコレートに含まれているポリフェノール(フラボノール=フラボノイド)は、動脈硬化や抗ガン作用そしてアンチエイジング、に効果があると言われています。
これはチョコレートに含まれているポリフェノール(フラボノール=フラボノイド)だけを抽出し実験したもので、チョコレートそのものの効果ではない、という内容の記事。
ブームになってしまい、良心が耐えられなかったんでしょうね。
そもそもポリフェノールって?
そもそもポリフェノールは、植物にすべて含まれている物質です。
フラボノール(フラボノイド)はポリフェノールの一種で抗酸化のある色素です。
ポリフェノールそれ自体に血管拡張作用や抗酸化作用はあるでしょう。
でも、、、結論から言うと、チョコレートにはそれ以上に血管収縮作用(覚醒作用)のある物質(アルカロイド)が入っているんですよ、ということ。
嗜好品が体に良いという情報はほとんどウソ!!
嗜好品が体に良いという情報はほとんどウソなんです。
こういう研究は他にもたくさんあります。カフェインが身体にいいという理屈も同じ、赤ワインが身体にいいという理屈も同じです。
よ~く考えてみてください。
普通に身体に良さそうなものはたくさんあるのに、なぜ嗜好品であるチョコレートやカフェイン飲料やアルコールなんでしょうか?
赤ワインだったら葡萄ジュースのほうがいいに決まってます。なぜ赤ワインなのでしょうか?
理由は赤ワインのほうが多いから、という記事を見たことはあります。
そりゃ赤ワインのほうが多くのブドウを使っているからです。
これはワインを売りたい人の力がかかっていますよね。
世の中にはいろんな健康情報があって、本当にどれが正しいのか?が分らなくなってきます。
皆様よ~く考えてみてくださいね。