こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の病院に行っても治らない症状専門の自然療法院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、美容院脳卒中症候群(BPSS) の関係に関するという記事を見ました。
『美容院脳卒中症候群(Beauty Parlor Stroke Syndrome, BPSS)は、その名の通り、美容院や理髪店でシャンプーを受ける際に、首を過度に後ろに反らした状態(頸部過伸展)がきっかけとなって発生する、非常にまれですが重い脳卒中です。 』
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f8707880bff863b3bd1fbdaefdb953150fe69fe より引用

美容院脳卒中症候群(BPSS)に注意!?
美容院脳卒中症候群(BPSS)については過去にも話題にしたことがあります。
上記の記事には、非常にまれと書かれていますが、一時的な脳の虚血は良く起こることです。
起こる症状としては、
- めまい
- ふらつき
- 吐き気
- 失神
などが考えられます。
椎骨動脈とは?
美容院脳卒中症候群(BPSS)の原因になるのは椎骨動脈の狭窄です。
『脳は、前方の血液ルート(主に内頚動脈という血管)と、後方の血液ルート(主に椎骨脳底動脈という血管)の二つの主要な道で栄養されています。 』
『BPSSが関わるのは、首の骨(頸椎:けいつい)の中を通り、脳幹(呼吸や心拍など、命を維持するために必須の機能を持つ部位)や小脳(体のバランス感覚や運動機能をつかさどる部位)に血液を供給する椎骨動脈を含む、後方の循環ルートです。
この後方のルートの血流が障害されると、一般的な脳卒中(半身麻痺など)とは異なる、めまいやふらつき、視覚異常といった特有の症状が現れます。 』
『シャンプー時に首を大きく後ろに反らすと、この椎骨動脈が、首の骨の構造物によって物理的に圧迫されたり、あるいは無理に引き伸ばされたりすることで、脳への血流が一時的に途絶えたり、血管の壁が傷ついて血栓(血の塊)ができたりします。
これにより、血流が不足する椎骨脳底動脈不全の状態を経て、最終的に脳梗塞(脳の血管が詰まる病気)を引き起こしてしまうのです 。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f8707880bff863b3bd1fbdaefdb953150fe69fe より引用
椎骨動脈は、頚椎の小さな穴(横突孔)を通っている、首にある動脈の一つです。
脳幹部に入ると両側の椎骨動脈は一本の脳底動脈となり、脳幹や小脳に血液を運びます。
椎骨動脈は頚椎の小さな穴のような所(横突孔)を通っているため非常に細く、頚椎に起きた異常(アトラス=第1頚椎のずれ・骨棘など)の影響を受けやすいのです。
そして脳に向かう血流が障害され、さまざまな不定愁訴の原因になるのです。
このような場合は、首を斜め上に向けるとめまいや吐き気を伴うこともあります。
元々、椎骨動脈内部に動脈硬化などの椎骨動脈狭窄の要素がある方や低血圧(心不全や甲状腺機能低下)や降圧剤で血圧を下げている方、美容室のシャンプー時に椎骨動脈に影響し、一時的な虚血を起こしたり、血栓ができ脳梗塞を起こしたりすることがあるのです。
美容院脳卒中症候群(BPSS)の注意が必要な方
美容院脳卒中症候群(BPSS)の注意が必要な方としては、
- 高血圧で降圧剤を飲んでいる方
- 低血圧の方
- 心臓病の方
- カフェインやアルコールなどの利尿作用のある飲み物を頻繁に摂取する方や水分をあまり摂らない方
- 首を回したり、顔を斜め上に向けたり、体位を変えた時にめまいや吐き気が起こる方
は要注意です。
