こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の病院に行っても治らない症状専門の自然療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、高血圧に関する記事を見ました。
『日本高血圧学会が6年ぶりに治療ガイドラインを改定し、75歳以上の最高血圧の治療目標をこれまでの140㎜Hg未満から「130㎜Hg未満」に引き下げた。理由は、高齢でも血圧を下げることは脳卒中の予防などにつながることが明らかになったためだという。 』
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/377739 より引用
血圧を下げることは脳卒中の予防につながる ?
高齢になると血管が硬く通り道も細くなっていくので、血圧が上がるのが自然です。
末梢の細胞まで血液(酸素や免疫担当細胞)を送るためには血圧が必要になるからです。
もちろん血圧が上がると血管が切れやすくなるのは事実です。
血圧を下げると脳卒中の予防につながります。
血圧を下げることは脳卒中の予防につながる…けど脳卒中のリスクも上げる?
でも、脳卒中のリスクも増やすのです。
どういうことでしょう?
それは脳卒中は血管が切れる脳出血も血管が詰まる脳梗塞の両方を含むからです。
血圧が下がると血管が切れるリスクが減りますが、血管が詰まるリスクは増えるのです。
ですのでこの記事は完全な嘘と言うことになります。
脳出血の予防なら正解なんですけどね。
でも血圧を下げることは間違いとは思っていません。
私は個人的に血圧を下げたほうが長生きができる
私は個人的に血圧を下げたほうが長生きができるとは思っています。
例えば、脳の血管が切れると数十分で命に関わりますが、脳の血管が詰まってもほとんどのケースで命に関わりません。
ですのでお医者さんが血圧を下げようとすることは間違いではない、とも思っています。
でも、、、この基準はどうなんでしょう?
血圧を下げ過ぎることによって末梢組織に酸素が届けられなくなり、痛みやしびれ、ふらつき、小さな脳梗塞などさまざまな症状に苦しむことになるのです。