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アルツハイマー病・パーキンソン病・強迫性障害は自己免疫疾患かも

投稿日:2023年3月9日 更新日:

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

 

本日は専門書に近い一般書をご紹介します。

内容は一般の方にはとても難しい内容ですが、個人的には久々に夢中になって読んだ本です。

『脳のなかの天使と刺客』

出版社 :  白揚社
著者  : ドナ・ジャクソン・ナカザワ
訳者  : 夏野徹也
価格 : 2970円(税込)

グリア細胞
脳のなかの天使と刺客 心の健康を支配する免疫細胞 [ ドナ・ジャクソン・ナカザワ ]

 

 

脳の免疫担当細胞「ミクログリア」

一言で言うなら脳細胞であるミクログリアについての本。

今の日本の西洋医学は根本療法ではないのであまりすごい発見ではないのかもしれませんが、脳の病気に関する考え方が180度変わるかもしれないような話です。

 

『1世紀以上のあいだ科学者たちから、体の免疫システムからは影響を受けないと信じられてきた器官が一つある。その器官とは脳だ。』

『ところが2011年、革新的な研究によって、(中略)ミクログリアは、脳の何十億ものニューロンとそれらがつくる何兆ものシナプスを守り、修復し、数を増やすだけではなく、ニューロンやシナプスを機能不全にし、破壊し、攻撃した脳の領域を焼け野原にしていたのである。ミクログリアは長いあいだ研究者に気づかれることなく、脳内の白血球として機能し、脳の健康を管理していたのだ。』

 

ミクログリアは脳に存在するグリア細胞の一種です。

グリア細胞について簡単に説明します。

グリア細胞は神経膠細胞とも言われ、神経幹細胞から分化します。

脳神経や血液脳関門、脳脊髄液の生成にとって非常に重要な細胞です。

脳全体の約8割が神経細胞ではないこのグリア細胞でできています。

もともとグリア細胞は隙間を埋めているだけで機能のない支持細胞であると思われていました。語源である膠(にかわ)は接着剤を意味します。

グリア細胞はガン化すると「神経膠腫(グリオーマ)」と呼ばれます。

 

グリア細胞の種類

 

グリア細胞には、

  • ミクログリア( =マイクログリア:小膠細胞)
  • アストロサイト( 星状膠細胞)
  • オリゴデントロサイト( 希突起膠細胞=乏突起膠細胞)
  • 上衣細胞
  • 伸張上衣細胞(タニサイト)
  • 幹細胞

があります。

 

ミクログリア( =マイクログリア:小膠細胞)の役割

 

ミクログリアの現在わかっている役割としては、

  • 中枢神経の免疫担当細胞(サイトカイン(生理活性物質)の産生)
  • シナプスの刈込み(過剰なシナプスや電気的活性の低いシナプスを除去)
  • 病変した神経の修復作業
  • 神経保護因子の放出
  • 死んだニューロンの貪食除去
  • アミロイドβなどの老廃物の貪食除去
  • 海馬での神経新生(記憶の獲得)と過剰な神経新生の抑制
  • 血液脳関門を守る

などがあります。

 

 

アルツハイマー病・パーキンソン病・強迫性障害は自己免疫疾患の一種かも

 

『しかし、些細な狂いでも大きな異常でも、何らかの変化を感知した瞬間、ミクログリアは保護を促すシグナル放出をやめ、脳に損傷をもたらす神経炎症性の物質を吐き出すことがある。するとシナプスの喪失のほかにも、別の悪影響が及ぶ可能性がある。炎症の暴走である。』

『クローン病の患者では、症状の激化する時期に簡単な計算といった認知的課題を解くのに時間がかかることが長らく認められていた。その理由は、症状が激化している時期の脳内のミクログリアレベルが非常に高いからである。どうやら、過剰に活性化した体の免疫システムがミクログリアに警告を発し、そのせいでミクログリアも過剰に活性化するようだ。』

『科学者たちは今、ニューロンに対するグリア細胞の過剰な攻撃とシナプスの過剰な剪定を「神経炎症」と呼んでいる。また、アルツハイマー病やパーキンソン病は「神経変性」と呼ばれる。自閉症、強迫性障害、気分障害などでは、「神経発達変性」と呼ばれる。
しかしこの脳の変化を何と呼ぼうと、すべて同じことを意味する。つまり小さなミクログリアがシナプスを飲み込んで破壊しているのだ。』

 

 

ここが一番重要なポイントです。

過去にも記事にしたことはありますが、個人的にアルツハイマー病やパーキンソン病、強迫性障害や統合失調症は自己免疫疾患の一種だ、ということです。

その原因はさまざまですが、脳の免疫暴走にとって一番影響が大きいのがアルミニウムという重金属だと思っています。

 

ミクログリア共通病因説

 

『医学の教科書には、解剖学的にこれらリンパ管は脳の中に存在し得ないし、実際に存在しないのだと何百年にもわたって書かれてきた。リンパ管が見つからなかったという事実は、循環する免疫システムが精神に影響を及ぼさないことの根拠の一つだとされた。』

『キプニスらは世界で初めて、人の脳内にある髄膜リンパ網の分布図を作った。脳と体の免疫システムは物理的につながっていないという従来の考え方をひっくり返したのだ。』

『彼ら小数の研究者たちによる研究とミクログリアの能力の発見によって、脳関連疾患に対して全く新しい統一的な仮説がもたらされた。
A(ミクログリアは脳の白血球である)
B(体の免疫細胞は、体と脳の橋渡しをする小さな管を通して脳と直接やり取りをする)
C(体に病気を引き起こすものは、脳内の免疫システムに容易に影響し、脳にも病気を引き起こしうる)』

 

『ミクログリア共通病因説はこう説明する。ミクログリアと脳の免疫システムが容赦ないストレスやトラウマ、感染症、病気、毒素などを感じ取るか、あるいは腸内微生物のアンバランスによって発せられた炎症性シグナルを受け取るかすると、ミクログリアが脳の救済者からシナプス殺害者へと変身し、有害なサイトカインを法shツするようになる。それによって、神経伝達物質と成長因子の使用可能量が変化し、ニューロン間のシグナルの伝わりやすさが変わる。脳の物質合成能力が減退すると、気分や睡眠、スタミナ、集中、認知などを損なう神経障害が引き起こされる。』

 

 

自己免疫疾患の一因になるアルミニウム

 

こういう発見はもちろんすごいことですが、大事なことは、その根本原因である「ストレスやトラウマ、感染症、病気、毒素あるいは腸内微生物のアンバランス」をどのようにして改善するか、と言うことです。

その一つとしてアルミニウムという金属を取り上げます。

アルミニウムはインフルエンザワクチンにも含まれる免疫賦活剤。免疫賦活剤とは免疫を暴走させ抗体を作らせるのに役に立つ薬剤ということ。

例えば乳製品に抗体ができたらアレルギー、自分の細胞に抗体ができたら自己免疫疾患と言うことになるのです。

 

アルミニウムを含むもの

アルミニウムを含むものは、

  • ベーキングパウダーや膨張剤(スナック菓子、洋菓子、焼き菓子、菓子パン、お好み焼き、たこ焼き、天ぷら・ボテトなどの揚げ物)
  • 歯磨き粉(研磨剤)
  • 歯の詰め物(セラミックなど)
  • みょうばん(漬物・たこ・ウニ)
  • アルミ鍋
  • 着色料(口紅など)
  • 制汗剤
  • 化粧品(水酸化Al : 日焼け止め、ファンデーションなど)
  • 胃薬
  • 鎮痛薬
  • 風邪薬
  • ワクチン(予防接種)
  • タルク(薬やサプリメントの添加物)

などがあります。

 

前回のブログにも紹介した地方病に関するYouTube動画にもアルミニウムが出てきました。

 

⇒ 「地産地消」「身土不二」と風土病(地方病)

 

アルミニウムが筋委縮性側索硬化症という免疫疾患の原因になっているという話しでした。

 

当院での臨床では、アルミニウムは神経系や脳の自己免疫疾患だけではなく、他の自己免疫疾患すべての原因になります。

出来るだけ避けた方がよさそうですよね。

⇒ アルミニウムのデトックスについて詳しくはこちら

 

※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。

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