こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
時々、ブログに紹介していただくことがあるのですが、言った覚えのないことが書かれていることもあります。
そんなこと言うわけがないんですが、その人はそういう記憶があるんです。
こういうことは必ず起こります。
記憶というのはその人のフィルターを通しての記憶ですので歪められて当然なんです。
私ではないですが、他の施術家の治療を受けた人が書いたブログでも、誤解を受けているな、と思うことがあります。
私にもそういうことはあります。
過去の記憶なんてそんなものなんです。
ですので、言った言わないの話しは不毛な議論なんです。
誤解をさせてしまった私が悪いんです。
でも、少しでも理解していただけるよう工夫をしなくてはいけません。
自分自身の施術能力も上げなくてはいけませんし、カウンセリング能力も上げなくてはいけません。
当院では診断はしませんが、どうしても後遺症が残ることはあります
例えば、当院では診断はしません。
ああ、この症状は脳梗塞の後遺症かもしれない、と思っても絶対に言いません。
それで治らない、と思われても仕方がないことです。
例えばアルツハイマー病やパーキンソン病には脳変性がありますので、根本原因を改善してもほぼ後遺症が残ります。
ですが「治らない」とは言いません。もちろん「治ります」ともいいません。まずは根本原因を取り除きましょう、進行を止めましょう、ってことになります。
眼も脳の一部。後遺症が残ることがあります
例えば、目の組織の変性を治すのはとても難しいことです。
目の組織も神経も修復能力が低いからです。
眼は脳の一部だからです。
ですが、進行を止めるだけでも大きな意味があります。ですので進行を止めましょう、って言ってます。
でもクライアント様の目的は治したい、ですから「治らない」ってことになってしまいます。
本当は止まるだけもすごいことなんですけど。。。それでも仕方ありません。
ちょっと話しは少しズレますが、今度眼に特化したセミナーを受講しました。
修復能力の低い眼をどのように修復させていくのか、とても楽しみです。
どうしても根本療法にこだわりすぎることがあるので、トレーニングやリハビリという考え方も取り入れていく必要がありますね。
思わず言ってしまうこともあります
例えば、この皮膚症状は自己免疫疾患かもしれないな、と思っても言いません。
根本原因を取り除いていきましょう。これだけです。現実には自己抗体が無くなるまで症状は続きます。
そうなると「治らなかった」となります。
と言いながら、責められた時に言ってしまったことはあります。。。。
最初から言うケースもあります。
- 帯状疱疹後神経痛や帯状疱疹による神経変性の可能性が高い場合(ヘルペスウイルスによる神経痛で痛みがない時がないケースや耳鳴りのない期間が長期のケース)
- 成長期を超えた側弯症。この場合は骨の変形が必ずありますので。
- パーキンソン病などの脳疾患で発症後時間がたっているケース。この場合は神経変性が必ずありますので。
- 白内障や黄斑変性などの目の疾患。先ほども言ったように眼はほぼ生まれたときのままの物を一生使用していき、どんどん老化し、修復能力が低いからです。
など、は言うこともあります。
治るんではないか、という期待が大きすぎても困りますからね。
西洋医学のお医者様のように捨て台詞のように「治らない」というのはできるだけやめています(私自身、昔言われたことが何度もあります)。
それと今後は脳や眼のような修復能力の低い組織の問題には、トレーニングやリハビリという考え方を取り入れていこうと思っています。
脳の神経細胞は修復能力が低いですが、残っている神経が破壊された神経細胞を変えてフォローしようとするのです。
例えば、半分脳が無くなった方は当然半身が動かなくなるのですが、片方の脳がフォローし動くようになるケースもあるのです。
こういう脳の可塑性をうながすのがリハビリです。
施術内容をクライアント様に説明するのはとても難しい
クライアント様の対応で非常に難しく説明がうまくいってない問題もあります。
これは私自身の問題です。
検査をすると明らかにこれは妄想が入っていると思われる場合です。
PATMとか、統合失調症と診断されていないが統合失調症かもというケース。
霊障が原因だ、とか、土地が悪いからだ、とか、他の治療院で施術を受けてから悪くなった、とか‥‥
もちろん実際にそういうケースはあるのですが、そう思い込んでおられるが実際に違ったりとか…
今の私の実力ではうまく対応できないんですね。
あ~そうなんですね、って聞き流せない。。。
一度で治ればいいですが、時間のかかるケースが多く、そうなるとまたこの話を聞かなきゃいけないのか、って思ってしまう。
私の心の状態の問題もありますし、カウンセリングのレベルが低いのもあると思います。
今年はこの問題を乗り越えられるように、と思っています。
また一回目に言われたことと、二回目に言われたことが違うと言われることもあります。
1回で全ての原因がわかるわけではありません。
フィシオエナジェティック検査では、あくまで優先順位で高いものから順番に根本原因を調べています。
優先順に対処しないと余計に体調が悪くなってしまったり破綻してしまう可能性もあるからです。
つまり、前回優先順位の下の方にあったものが、上に上がってくることがあるのです。
この優先という考え方を伝えることが重要なんですが、うまく伝わってないのは私の説明不足ですね。
それに人は毎日のように様々な毒素やストレスの影響を受けています。
一日で体調や気分が大きく変わってしまった経験はありませんか?
そうなんです。人の身体は毎日のように変化しているんです。
最近調子が悪い、と電話があったとします。私は「調子悪くなる前に何かあったのかもしれませんね」というと「治療のせいではないんですか」と怒られることがあります。
来てもらって調べると何かの原因で腸内環境が悪くなっていたり、毒素の影響を受けていたり、殺菌されていたり、さまざまです。
ですが、実はほとんどのケースでは根本原因は変わっていない、つまり同じなんです。
毎日身体はさまざまな環境要因で変化してるということが理解できないから、仕方ありません。
その中でも例えば毒素の影響を受けたとしてもある程度の期間で自ら解毒し、元に戻れる状態になることが健康という状態です。
健康な状態でも体調が悪くなることは日常的にあるんです。
落ち込んだとしても怒りがわいたとしても、戻れればOKなんです。
戻れないとしたら戻れない理由がありますから、それを解決していくしかありません。
言い訳のような文章になってしまいましたね。
これからも精進してまいります。